『ひるね姫』上海国際映画祭にて上映!舞台挨拶に神山監督が登壇!中国での映画配給も決定!
第 20 回上海国際映画祭・パノラマ部門に正式招待された『ひるね姫』の上映が、6 月 18 日(日)中国・上海市内の国泰映画館にて行われ、神山健治監督が舞台挨拶に登壇した。
映画祭期間中 5 回行われる公式上映は、神山監督の新作とあって全チケットが即日完売。上映後、観客からは自然と拍手が沸き起こった。観客は主に 10 代・20 代の若者(約 150 名)で、Q&A のため登壇した神山監督には熱心な質問がたくさん寄せられていた。中でも「映画の重要な要素として人工知能を選んだのはなぜか」との問いに神山監督は、「日本には世代格差、世代間の断絶がある。その象徴がテクノロジ―。若い世代はソフト、上の世代はハードと分かれ、経済発展の障害になっているのではないかと思う。映画の中では象徴として人工知能が出てくる。主人公のココネは世代間を繋ぐ存在。」と、思いを説明した。
最後は、監督のサイン入りクリアファイルを求めてじゃんけん大会が行われ、会場は大いに盛り上がった。また、登壇を終えた神山監督のもとには 50 名以上のファンがサインや写真撮影を求めて列を作り、監督も嬉しそうに一人一人に応じていた。
すでに 45 の国と地域での配給が決定している「ひるね姫」だが、新たに中国での配給も決定し、劇場公開に向け作業が進められている。