ジム・ジャームッシュ最新作『パターソン』予告編・ビジュアル解禁
この度、8月26日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほかにて全国順次公開となるジム・ジャームッシュ監督4年ぶりの最新作『パターソン』の、メインビジュアルと予告編が完成しましたのでご報告致します。
本作は、ニュージャージー州パターソンに住むバスの運転手のパターソンと、妻のローラ、愛犬マーヴィンのいつもの7日間を、監督ならではの絶妙なユーモアと飄々とした語り口で切り取りとった、美しさと優しさに溢れた物語。『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のカイロ・レン役で世界の注目を浴びるアダム・ドライバーが主人公パターソンを演じ、カンヌ国際映画祭での『光』の高評価が記憶に新しい永瀬正敏が『ミステリー・トレイン』以来、28年振りにジャームッシュ作品に再出演したことでも大きな話題を集めました。
今回、解禁となった予告編では、パターソンという名の街に住み、パターソン行きのバスを運転する男パターソンが、秘密のノートに詩を書きとめ、妻との夕食後に、愛犬と散歩し、行きつけのバーに立ち寄る、そんなパターソンの何気ない日常が美しい映像と共に描かれます。幻想的に登場する双子や、バーや街角で出会うユニークな登場人物たちとのやりとり、そして、予告のラストには、永瀬正敏が登場し、その意味深な登場シーンから彼がこの物語にどのように関わっていくのか、想像を膨らませる内容となっております。またパターソンを振り回し、愛嬌たっぷりの熱演?を見せる、昨年のカンヌ パルム・ドッグ賞受賞した名犬、マーヴィン役のブルドッグ、ネリーにも注目です。
『ストレンジャー・ザン・パラダイス』などの初期の傑作を連想させながらも、『コーヒー&シガレッツ』『ブロークン・フラワーズ』といった作品を経て、その映像表現と独特の世界観がよ
り一層研ぎ澄まされた本作は、まさにジャームッシュ監督の集大成作品としてカンヌ国際映画祭をはじめ、世界で絶賛を受けています。また、パターソン役を演じたのは、この冬公開の『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』でカイロ・レン役を演じ、その他にもマーティン・スコセッシ、コーエン兄弟、テリー・ギリアム、スティーブン・ソダバーグなど名だたる巨匠の作品に出演し、今世界で最も注目を集めるアダム・ドライバー。今回満をじしてジャームッシュとタッグを組んだことで大きな話題を集めました。
合わせて解禁となったメインビジュアルは、パターソンが最愛の妻ローラと眠る毎朝の一コマが連なるデザイン。一見同じようだが、よく見ると彼らの姿勢だけでなく、ベットの脇の本や木洩れ陽が少しずつ違うことなど、毎日の細かな違いに気づかせられる構成は、一見同じようだけど「毎日が、新しい。」パターソンの日々を表す優しく美しい仕上がりとなっております。
Photo by MARY CYBULSKI ©2016 Inkjet Inc. All Rights Reserved.
『パターソン』
監督・脚本:ジム・ジャームッシュ
出演:アダム・ドライバー、ゴルシフテ・ファラハニ、永瀬正敏、他
2016年/アメリカ/英語/118分/アメリカンビスタ/カラー/5.1ch/原題: PATERSON/日本語字幕:石田泰子
提供:バップ、ロングライド 配給:ロングライド
©2016 Inkjet Inc. All Rights Reserved.
8月26日(土)、ヒューマントラストシネマ有楽町/新宿武蔵野館 ほか全国順次公開