映画『コロニア』日本版ポスタービジュアル解禁
9月17日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、角川シネマ新宿ほか全国ロードショーするエマ・ワトソン主演「コロニア」の日本版ポスタービジュアルを解禁いたします。
そのほか、劇中描かれる元ナチス軍曹で”教皇”パウル・シェーファーが統率するコロニア内部の緊迫の心理戦・劇中カットを新たに解禁!!
クーデターで囚われた恋人を救うため、女性がひとり”脱出不可能”と言われる秘密施設へ潜入する救出スリラー。南米・チリのピノチェト独裁政権崩壊後、ナチスと独裁政権が手を結んだ施設「コロニア・ディグニダ」の存在とその内部で行われていた恐るべき真実が明らかとなり、世界を震撼させた。そんな<事件>の現場を舞台に、命がけの潜入とスリリングな救出を描いている。
今回解禁となるポスタービジュアルは、暗闇のなかに浮かび上がるエマ・ワトソン演じる主人公・レナの凛とした姿と、観るものを射抜く強い意志を感じる視線が印象的。いつ終わるかもわからない精神的肉体的圧迫が続くコロニアの中でも、「必ず、私が、救い出す」というキャッチコピーの通り、決して意思を曲げない姿を象徴しており、アカデミー賞受賞監督であるフロリアン・ガレンベルガーが「この人しかいない」と惚れ込んだのも納得の存在感だ。 エマ演じる女性が潜入していくコロニア内では教皇・シェーファーの暴力による統率が横行し、重労働を課されるなど史実に基づく描写がされているため、撮影も過酷を極めた。「泥だらけ、傷だらけで、びしょ濡れになるなんて、脚本だけではわからなかった(笑)精神的に大変だったけど、やりがいがありました」と語ったエマ。「自分の意志で」暗黒のコロニアに飛び込んでいくバイタリティあふれる女性を演じきった、大人のエマに要注目! また、異様なまでの迫力で恋人たちを追い詰める”教皇”パウル・シェーファーを演じたのは、ミカエル・ニクヴィスト。暴力と優しい言葉を巧みに使い分け、冷静に人々を統率していく姿は背筋が凍るほどの恐ろしさ。レナがシェーファーの暴力と統率をどのようにくぐり抜けていくのか、無事ダニエル・ブリュール演じる恋人を救い出すことができるのか、ぜひスクリーンで目撃してほしい。
関連作品
http://data.cinematopics.com/?p=54316
執筆者
Yasuhiro Togawa