機動戦士ガンダムのメカニックデザイナーとして有名な大河原邦男先生がデザインした電気自動車エクスマキナ。そのエクスマキナをアニメ化する為のクラウドファンディングがNextwaves(https://nextwaves.jp/project/home/541)で開始しました。
電気自動車エクスマキナとは、ただの電気自動車ではなく、アームがついたり、折りたためたり、回転したり、コンテナが合体したり、まさにアニメの中の大河原邦男先生デザインのメカが現実化したような、夢の乗り物になっています。
今回のクラウドファンディングではアニメ化に向けての第一弾としてアニメ仕様車と短編パイロットアニメの制作費用のサポートを呼びかけます。
リターンにはエクスマキナの開発資料や、制作したアニメ仕様車に試乗できる権利や、短編パイロットアニメにクレジットを載せる権利、またメカニックデザイナー大河原邦男展(2015年8月8日~9月27日)で展示されている、エクスマキナに試乗できる権利などが用意されています。
詳しくはhttps://nextwaves.jp/project/home/541をご覧下さい。

【電気自動車エクスマキナ】
エクスマキナとはメカニックデザイナーの大河原邦男先生がデザインし、株式会社フォー・リンク・システムズで制作されている電気自動車です。
もともと、新潟県の自動車やIT関連の部品を製造する地域産業の活性化の為に立ち上がったプロジェクトです。独自の新潟の電気自動車ブランドを確立し、それの部品制作による地域活性化を狙っています。
電気自動車として、走る機能以外に、変形や合体等SFアニメロボットさながらのメカニズムを備えています。アームがついたり、折りたためたり、サイネージがついたり、回転したりコンテナが合体したり、ガウォ—ク状態でジョイスティックで操縦もできる等、次世代の機能が詰め込み可能になっています。
今まで、様々なメディアなどに取り上げられ、記者の前での試乗会なども実施されましたし、過去のモーターショーでは今人気の末永みらいちゃんとのコラボも実現しました。
また大河原邦男展の記者会見にも登場しました。
今後もクールジャパンなどの様々なコンテンツとコラボを行い、まさにみんなの夢を運んでいけるような、電気自動車にしていく予定です。
約2年後には公道走行の認可が下りて一般販売する予定です。

【大河原邦男先生】 
『機動戦士ガンダム』に登場するモビルスーツのデザインで知られる。
作品の人気とメカニックのプラモデルの大ブームによりその名を広め、「メカニックデザイナー」という職種を認知させた。

【大河原邦男先生からのメッセージ】
今までは、アニメの中だけのデザインに従事してきたので、本物のメカのデザインに携わることができて本当にうれしいです。
エクスマキナのデザインに関しては 「こういう自動車があれば面白いだろうな」という、ちょっと無責任な感じで、デザインを書いてきましたけど(笑)、それを本気で作ってしまおうという取り組みにすごく感動しています。
やはり我々がやろうとしていることは傍から見たらおかしなことでしょうからね(笑)。それにこの取り組みが日本でもできるようになったことにも驚きを感じています。
国の規制緩和に感謝ですね。今までだったらありえないことですから。
今回のクラウドファンディングのプロジェクトは、アニメのものを、現実につくるのではなく、現実の自動車をもとにしたアニメをつくる、新しい取り組みになっています。
エクスマキナは、アニメで育った世代にとっては絶対に欲しくなるオモチャのような乗り物です。是非エクスマキナのアニメ化を応援してください!

【メカニックデザイナー 大河原邦男展】
2015年8月8日(土)から9月27日(日)まで上野の森美術館で開催されています。
大河原邦男氏の40年以上にわたる活動を約10年ごとに区切り、4章構成で展覧します。誰もが見たことのある代表作から、熱心なファンのみが知る作品までを網羅し、アニメーションの世界において日本で初めてメカニックデザイナーとして紹介された大河原邦男氏の軌跡をたどります。
今回のクラウドファンディングのリターンとして、会場に展示してあるエクスマキナに試乗できる権利があります。

■クラウドファンディングとは
クラウドファンディング(crowdfunding)とは、ある夢や目的を持った個人や団体が不特定多数の人よりインターネット経由で資金の提供や協力を得て夢を実現する手法で、群集(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語です。
インターネットの急速な発達により、情報の伝達や小口資金の収集が広い範囲で容易になった2010年頃から急速に拡大しています。

アイ・エム・シー株式会社は、プロジェクトを提案し支援を求める個人や団体(プロジェクトオーナー)とそのプロジェクトをサポートする参加者(プロジェクトサポーター)に交流の場であるプラットフォームNextwaves(https://nextwaves.jp)を提供しています。

執筆者

Yasuhiro Togawa