ニコニコ動画でアップされるやたちまちユーザーの間で大ヒットし、関連動画の再生回数が4,000万回を超え、“神曲”と称えられる大ヒット・ボーカロイド楽曲「脳漿炸裂ガール」。
2013年12月にはその世界観が書籍化され、角川ビーンズ文庫から小説「脳漿炸裂ガール」が出版されると、女子小・中・高生を中心にベストセラーとなり、シリーズ5巻の累計発行部数は45万部を突破!
そしてボカロ楽曲としては世界初となる実写映画化が決定。

キャスト並びに場面写真の解禁、そして私立恵比寿中学が主題歌を歌うことでも話題持ちきりの本作に、なんと原曲を生み出したボカロ楽曲を手掛けるプロデューサー、れるりりが出演していることが分かった。
カメオ出演ということで出演時間は短いが、知る人が観れば必ず分かるあるシーンに登場するという。
物語はお嬢様女子校が舞台。主人公たちは突如、檻の中に閉じ込められ、訳もわからぬまま携帯電話を使った「黄金卵の就職活動」という謎解きゲームに参加する羽目に。
しかしそのゲームの実体は、勝ち残った1名だけが“真の卵”として大人の仲間入りができるというサバイバル・デス・ゲームだった!というもの。

解禁されたのは物語序盤のロケシーンだ。
スーツ姿のれるりりの隣には、主人公・市位ハナ役の柏木ひなた(私立恵比寿中学)の姿が。
女子高生の必需品である制汗スプレーを鞄にしまっているようだが、果たして本編ではこの一連のシーンはどのように描かれているのか。
なお、れるりりが手掛けた原曲「脳漿炸裂ガール」のニコニコ動画における関連動画の再生回数はついに4,000万回を突破(映画化発表時から半年間で1,500万再生超!)。
「歌ってみた」「踊ってみた」「弾いてみた」、さらには「みなぎってみた」など多種多様な動画が今なお投稿され続けている。
今後どのような関連動画がアップされるのか、ボカロ楽曲史上初となるこの実写映画の動向とともに期待は高まるばかりだ。
映画『脳漿炸裂ガール』は7月25日(土)より、全国公開。

★★★れるりりコメント★★★
原曲を作詞作曲しました、「れるりり」と申します。VOCALOID楽曲が原作となり実写映画化にまでなるということ、自分自身もちょい役で映画に出演させていただいたことなど「初めてなこと」ばかりだったので緊張しましたが楽しかったです。

■映画公式サイト:http://www.noushou.jp
■『脳漿炸裂ガール』本編世界最速オンライン上映会・番組ページ:http://live.nicovideo.jp/watch/lv218412835
■原曲「脳漿炸裂ガール」ページ:http://www.nicovideo.jp/watch/sm19133907

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執筆者

Yasuhiro Togawa