演劇史に名を残す偉大な演出家ピーター・ブルックの稽古場を初めて映像化したドキュメンタリー映画『ピーター・ブルックの世界一受けたいお稽古』は、人生のヒケツを教えあう『shAIR(シェア)』にてピーター・ブルックの創造のプロセスを実感できるような演劇のワークショップを開催致します。

ピーター・ブルックは世界でもっとも尊敬を集める伝説の演出家です。“なにもない空間”という演劇論に基づき、イマジネーション豊かな空間を生み出す舞台は、世界中の観客を魅了し続けています。

本作は5台の隠しカメラを使ったドキュメンタリー映画で、ありのままの瞬間をカメラが邪魔することなく、ピーター・ブルックとその一座の仕事ぶりに肉薄し、創造のプロセスにひそむ魔法を驚くほどはっきりと描き出します。

映画を観るだけでも、様々なことを体験できる本作ですが、さらにより深く、ピーター・ブルックの創造のプロセスを実感できるような演劇のワークショップを企画しました。

自分では心を開いて、感覚を研ぎ澄ませて生活しているつもりでも、日常生活の中で知らず知らずの内に感覚が少しずつ閉じていき、感じる力が弱くなっていると感じる人も、このワークショップに参加していただくことで、本来の自分のクリエィティビティを再発見することができる内容となっています。
講師は、インプロ(即興劇)のワークショップを10年以上おこなっている専門家が担当し、この企画のためだけに考案されたオリジナルワークショップです。

映画『ピーター・ブルックの世界一受けたいお稽古』では、「基準を上げる」をテーマに今後も様々な企画を実施していきます。

shAIR URL:https://www.shair.co.jp/oa_cmn/show/oa_table/c/c01/569.html

【ワークショップ概要】
日時:9月17日(水)19:30〜22:00
場所:新宿ノアスタジオ3F
料金:ワークショップ代 3,800円
(映画の前売り券込み)
定員:16名

【ワークショップ内容】
2時間半で5〜7つのワークショップを予定
■感覚を呼び起こすエクササイス
■なにもない空間に実感をうみだすエクササイズ
■タイトロープ(綱渡り)にチャレンジしてみよう

※ワークショップへの参加受付は、9月6日(土)10:00よりスタートいたします。

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執筆者

Yasuhiro Togawa