常にセンセーショナルな作品を放ち続ける園子温監督が挑む最新作は、近未来の”トーキョー”を舞台に、ストリートギャングたちが大暴れする『TOKYO TRIBE』。90年代ストリートカルチャー&ファションを牽引した累計250万部超え、井上三太による伝説的コミックの映画化となります。

全編ラップ!攻撃的なサウンドに乗って繰り広げられる
エレクトリカル・ウォーズがこの夏、開戦する!!

累計250万部超、90年代のストリートカルチャーを牽引した井上三太による伝説的
コミックを、園子温監督が実写映画化した『TOKYO TRIBE』。

6月に行われた完成披露試写会で、世界初のバトル・ラップ・ミュージカルを引っさげ
登壇した園監督は、今年の映画を象徴する1本となったミュージカル『アナと雪の女王』
に対して「蹴散らします!」と挑戦状を叩きつけた。新たな伝説となる園子温監督の
最新作『TOKYO TRIBE』の予告編が完成、世界初となる”バトル・ラップ・ミュージカル”
の映像が解禁された。

予告編::http://youtu.be/zshHEFHOz54

「誰か音楽かけろ音楽!」というセリフとともに幕を開ける予告編では、上半身裸のメラ
(鈴木亮平)と、本作で鮮烈デビューを果たすYOUNG DAIS演じる海(かい)の一騎討ちがまさに始まろうとする瞬間を捉えている。刀を持ったメラに対して、金属バットで立ち向かう海がラップで取り巻きたちを挑発する。ラップは染谷将太演じるMC SHOWへと引き継がれ、”TOKYO TRIBE NEVER EVER DIE”の掛け声へと広がっていく。そして、「うるせぇ!」と一喝するメラの叫びと共に、その刀は容赦なくテラ(佐藤隆太)を貫く。

予告編のラストには、HIPHOPアーティストのANARCHYとSIMON 率いる WARU軍団たちが東京を殲滅しようとする不穏なシーンで締めくくっている。この先、どんなドラマが待ち受けているのか。ヒロイン・スンミを演じる清野菜名ほか豪華キャスト陣。そして超一流のラッパーたちがどんなパフォーマンスを繰り広げるのか。園ワールドが炸裂する壮絶なバトルは、8月30日(土)に幕を開ける。

なお、劇中を奏でるラップのリリックは、園監督が描いた物語のイメージにそって、各ラッパーたちが、それぞれ作詞している。その世界観にもぜひ注目して欲しい。

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=51071

執筆者

Yasuhiro Togawa