“失ってはじめて気づくこと”それは、“泣いても笑っても取り返しがつかないもの”
自分のライフスタイルに自信を持って生きてきた女性が、突然、人生につまずいた時…。
お酒におぼれる?趣味に没頭して現実逃避? そのすべてやり尽くし、必死でもがき立ち上がろうとするセレステの等身大の姿は、恋愛映画史上かつてないほどにユーモラスで、思わず自分を重ねてしまうほどリアル!
自分らしさを大切にすることで輝きを放ってきたセレステが、それにとらわれすぎて見失ってしまった、本当に大切なモノとはー。

セレステを演じるのは、女優、モデル、ミュージシャンとして幅広く活躍し、米ピープル誌では「世界で最も美しい女性」に選出されるなど、LAのトレンドの発信者としても熱烈に支持されるラシダ・ジョーンズ。ジェシー役には、コメディアンとしても圧倒的な人気を誇るアンディ・サムバーグ。他、イライジャ・ウッド、エマ・ロバーツなどハリウッド屈指の豪華キャストが集結。脚本も担当したラシダが自身の体験をもとに描きだしたのは、仕事と結婚、恋愛に揺れる女性のリアルな心理。 LAの”今“をそのまま切り取ったようなロマンチックな映像、リリー・アレンの挿入歌「リトレスト・シングス」のメロディがまるで二人の行く末を暗示するかのように切なく胸に響き渡る。セレステのたどり着く爽快な結末は、あなたにとって失いたくない、 かけがえのない”なにか”をそっと照らしだす—。

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執筆者

Yasuhiro Togawa