巨匠・木下惠介監督の傑作デジタル・リマスター『カルメン故郷に帰る』ヴェネチア国際映画祭クラシック部門で上映決定!!
この度、8 月 29 日〜9 月 8 日に開催されるヴェネチア国際映画祭クラシック部門(以下、ヴェニスクラシックス)に木下惠介生誕 100 年を記念し、『カルメン故郷に帰る』(1951 年製作、英題:CARMEN COMES HOME)の上映が決定しました。ヴェ二スクラシックスは、今年初めて創設された部門です。その、記念すべき初上映作品として、日本映画から木下惠介監督の作品が選出されました。
先日開催されたカンヌ国際映画祭クラシック部門でのデジタル・リマスター版『楢山節考』上映に引き続き、世界 3 大映画祭の一つであるヴェネツィア国際映画祭クラシック部門での上映が決定し、生誕 100 年を迎える木下惠介監督が、日本のみならず世界においてもますます再評価されています。
また、松竹ではIMAGICAと協力し、昨年より、『カルメン故郷に帰る』の4K解像度(4096×3112)によるスキャンを取り入れたデジタル修復作業を行なっております。ヴェネチア国際映画祭では、画・音ともに現在の最高技術によって蘇ったデジタル・リマスター版『カルメン故郷に帰る』のワールド・プレミア上映となります。
尚、同リマスター版は、生誕 100 年を記念して今秋、日本凱旋上映の予定。
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執筆者
Yasuhiro Togawa