映画『キャピタリズム〜マネーは踊る〜』アメリカ公開、ヒット!
アメリカ(NY,LA)限定公開、大ヒット!
サブプライム問題、リーマン・ショック、大量リストラ…
100年に1度の世界同時不況をムーアが救う!?
9月23日(水)より、ついにアメリカでの公開が始まった『キャピタリズム〜マネーは踊る〜』。
ニューヨークとLAでの限定公開とはいえ、オープニングの成績は1館あたりの興行収入$60.000と、『スラムドッグ$ミリオネア』の166%、『華氏911』の218%、『ボウリング・フォー・コロンバイン』の230%という、大ヒットスタートとなりました。
ウォール・ストリートを発端に、全米へ、そして世界を不況へと導いた原因を、マイケル・ムーア流に追求する“史上最強のマネーエンターテインメント”である本作は、10月2日(金)からの全米拡大公開に向けて、期待は最高潮を迎えています。
今回のテーマは、ずばり「経済問題」。監督デビュー作『ロジャー&ミー』(1989年)で、GM(ゼネラル・モーターズ)の会長に「アポなし突撃取材」を始めてから、ちょうど20年。「100年に一度の大不況」と言われ、GMが破綻した2009年、ムーアは自分の原点に立ち返った。
あまりに巨大になり過ぎた企業による支配力と、とことんまで利益を追求しようとする姿勢が、アメリカ人だけではなく世界中の人々に、いかに壊滅的な影響を与えるか。ムーアはこの問題を、最新作で鮮明に描き出す。
そして、映画の中では$マークのついた大袋を手に、ウォール街へ突入し「僕たちのお金を返してもらいにきたよ!
ここに入れて!」と叫ぶ。「なぜラブ・ストーリーか?これは、お金を愛してやまない人たちが作り上げた資本主義の話だからだよ。そして、彼らは僕たちのお金も愛しているんだ!」
※「勤勉な市民がいかに大企業から搾取されているかを描いた、キャリアの中で最も野心的な作品」(タイム誌)
※「彼の作品においてベスト1」(ヴァラエティ) ※「知性と野心に溢れた一本」(スクリーンデイリー)
※「2時間観客の心を掴んで離さない」(ハリウッド・レポーター)※「露骨で感傷的で情熱的で爽快」(ガーディアン紙)
12月 TOHOシネマズ シャンテ、TOHOシネマズ 梅田にて限定公開
2010年1月 全国拡大ロードショー
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執筆者
Yasuhiro Togawa