アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4 部門で作品募集 7/16 〜 9/25

文化庁メディア芸術祭は、デジタル表現やテクノロジーを用いたアートだけでなく、エンターテインメント性のあるアニメ、マンガ、ゲームなどを含んだジャンルを“メディア芸術” と定義し、そのメディア芸術の創造と発展を図ることを目的として平成9 年度から始まりました。
創造性あふれるメディア芸術作品を顕彰するとともに、メディア芸術の最先端を体験することができる展示や上映、シンポジウム、ワークショップなどを開催。前回は世界44 の国と地域から2,146 作品の応募があり、来場者数は5 万5 千人を超え、アジアを代表するメディア芸術の祭典へと成長しています。

平成21 年度[ 第13 回] 文化庁メディア芸術祭は、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4 部門で、7 月16 日(木)から9 月25 日(金)まで作品を募集します。
対象としている作品は、インタラクティブアート、映像、グラフィック、デジタルフォト、ウェブ、ゲーム、アニメーション、マンガなどで、プロ・アマチュア、自主制作・商業目的を問いません。
今回の受賞作品展は来年2 月3 日から14 日まで、国立新美術館で開催します。
さらに、アルス・エレクトロニカ(オーストリア)、X メディアフォーラム(ロシア)、シーグラフ(米)、ジャパン・エキスポ(仏)、神戸ビエンナーレ、仙台短編映画祭など、国内外の20 以上のフェスティバルでも受賞作品を紹介していく予定です。

平成21 年度[ 第13 回] 文化庁メディア芸術祭
2009[13th] Japan Media Arts Festival

募集期間:平成21 年7 月16 日(木)〜 9 月25 日(金)
募集部門:
□アート部門
 インタラクティブアート、インスタレーション、映像、静止画(デジタルフォトを含む)、
 Web など
□エンターテインメント部門
 ゲーム、遊具、映像(VFX、CM、MV など)、キャラクター、Web など
□アニメーション部門
 長編アニメーション(劇場公開、TV、OVA)、短編アニメーションなど
□マンガ部門
 ストーリーマンガ、コママンガ、Web マンガ、自主制作マンガなど
※コンピュータ、ビデオ、インターネットなど、新しいメディアテクノロジーを用いて作られた作品を募集します。アニメーションとマンガはデジタルだけでなく従来の手法による作品も対象。

各賞:
部門ごとに、高い芸術性と創造性を基準に、大賞1 作品、優秀賞4 作品、奨励賞1 作品が選ばれます。なお、審査委員会の推薦により、メディア芸術界に貢献のあった方に対して、功労賞を贈呈しています。
[大 賞]賞状(文部科学大臣賞)、トロフィー、副賞60 万円
[優秀賞]賞状(文部科学大臣賞)、トロフィー、副賞30 万円
[奨励賞]賞状(文部科学大臣賞)、トロフィー、副賞15 万円

詳しくは、下記まで
Web サイト http://plaza.bunka.go.jp/

執筆者

Yasuhiro Togawa