6月6日(土)にBunkamuraル・シネマ、シネスイッチ銀座にて公開いたしました、『サガン ─悲しみよ こんにちは─』(配給:ショウゲート)ですが、スマッシュヒットスタートを切りました。

初回、2回目には、青春時代にサガンを愛読していた50〜70代の女性やご夫婦が、また、午後からは20〜30代のカップル、女性同士のお客様が増え、幅広い客層がご来場され、満員の回も出るほどの好スタートとなりました。

ル・シネマとシネスイッチ銀座では、6日(土)、7日(日)の2日間で1790名、238万4200円。
平日も初回から50〜70代の方を中心に劇場は賑わい、満席の回も出るなど、曜日に左右されない好調な興行が期待されます。

サガン本人のことを知らなかった30代女性は「小説を読んでみたくなりました。」(劇場アンケートより)と、また、30代OLからは「こんなすごい人生の人がいたなんてびっくり。小さな悩みにくよくよせず、毎日を楽しもうと思った。」(試写会アンケートより)と感想を述べています。鬱屈としたニュースが続く時世、サガンの”逆境をも楽しむ”生き方に共感されるお客様が多いように思われます。

なおBunkamuraル・シネマでは6月13日〜26日にオットー・プレミンジャー監督、ジーン・セバーグ主演の不朽の名作「悲しみよこんにちは」を特別上映いたしますので、サガンがますます盛り上がると期待しております。

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執筆者

Yasuhiro Togawa