SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ 映像ホールでは、4月から5月にかけて、日米中の近作から「出会いと別れ」を見つめた4本の話題作を選び上映します。

【4月】
4月20日(日) 14:00開映
『ミリキタニの猫』 (字幕版2006年/アメリカ/74分/DVCAM)
監督・撮影・編集:リンダ・ハッテンドーフ
登場人物:ジミー・ツトム・ミリキタニほか
◆日系アメリカ人アーティストの数奇な反骨人生!
リンダ・ハッテンドーフは、ニューヨークに暮らす80歳の日系人路上画家ジミー・ミリキタニに関心を抱き、ヴィデオで彼を撮り始めるが、間もなく発生した2001年9月11日のテロを機に、画家は彼女のアパートに招かれて共同生活を始める。
老画家が彼女を“鍵”として、閉ざされ続けた自らの数奇な人生の扉を開いてゆく姿を追った感動のドキュメンタリー。2007年東京国際映画祭ほか各国の映画祭で受賞。

4月26日(土)、27日  各日とも14:00開映
『長江哀歌(エレジー)』(字幕版/2006年/中国/113分/35mm)
監督・脚本:ジャ・ジャンクー
出演:チャン・タオほか
◆巨大な力に流されながら、それでも人は生きてゆく
歴代の中国指導者の念願であった世紀の大プロジェクト三峡ダム。
ダム建設のために水没する長江の景勝地、三峡の古都を舞台に、妻子と再会するために山西省からやって来た男と、音信不通の夫を探しに来た女、それぞれの再会を描いた、中国の若き巨匠の意欲作。
2006年のヴェネチア国際映画祭では、カトリーヌ・ドヌーヴら審査員たちの心をとらえ、見事金獅子賞グランプリを受賞。

【5月】
5月17日(土)、18日(日) 各日とも14時開映        
『めがね』( 2007年/日本/106分/35mm)
監督・脚本:荻上直子
出演:小林聡美、市川実日子
◆氷あずきは好きですか?
南の島の小さな宿にやって来たタエコは、観光スポットもイベントもないのどかな日常に退屈する。そこで出会う人々の風変りな雰囲気にもついてゆけないと感じるのだったが・・・。
前作『かもめ食堂』で多くのファンを獲得した荻上直子監督が、再び小林聡美を主演に迎えて贈る、“たそがれ”ヒューマン・コメディ。今年のベルリン国際映画祭でザルツゲーバー賞を受賞。

5月25日(日) 11時&14時開映
『再会の街で』 (2007年/アメリカ/124分/35mm)
監督・脚本・出演:マイク・バインダー
出演:アダム・サンドラー、ドン・チードル
◆閉ざされた心が開くとき、誰かの心も変わる
歯科医として成功したアランは、911テロで妻子を失った大学時代のルームメイト、チャーリーと偶然再会する。心を閉ざした友人の力になろうと奮闘するアランは、一見満ち足りた生活の中で、自らが大切な何かを失いかけていたことに気づいてゆく・・・。マイク・バインダーが、自身の911体験を基に、あの日の悲しみを背負う人たちを静かに見つめた感動作。

<SKIPシティ映像ホール 4月〜5月のウィークエンドシアター>
       特集:春にして君を想う

★映画をご覧になった方は駐車場3時間無料!!!★ 
会場:SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ4F 映像ホール
料金:大人(高校生以上)700円(前売600円)子ども(3歳以上)400円(前売300円)
前売券:ビジュアルプラザ4F県民交流プラザにて販売中
    (9時30分〜16時。月曜休館。祝日の場合は翌平日営業)
アクセス:JR川口駅、JR西川口駅、埼玉高速鉄道鳩ケ谷駅からバスで各9分〜13分
問合せ先:彩の国ビジュアルプラザ TEL:048-265-2591 
ホームページ:http://www.skipcity.jp