角川映画配給『カンフー・ダンク!』が、アジア地域で大ヒットしている。
台湾、香港、中国、シンガポール、マレーシア、インドネシアなどで公開されており、2月7日からの公開以来、8日間では5億台湾ドル(約17億円)、最終的に約10億台湾ドル(約36億円)以上の興収が見込まれている。劇場数は、158のシネコンと2800スクリーン。こうした大ヒットを受け、早くもパート2の製作が決定した。

同作品は、台湾、中国、香港合作。奇跡のカンフー秘技と、壮絶なダンクシュートが融合したスポーツ娯楽作。『少林サッカー』のスタッフが結集。さらに『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの特殊効果を手がけたTechnicolor moving Entertainmentが、ラスト8分の壮絶なダンクシーンを撮影した。このシーンだけで、2億4000万円が投入されるなど、圧倒的な空中シーンに大きな話題が集まっている。また、台湾で人気のジェイ・チョウが主演していることでも注目を浴びている。

現在、本作はスーパーの作業に入っており、3月にはプリントが完成の運びとなる。
公開は、今夏に新宿ガーデンシネマ、シネカノン有楽町2丁目、渋谷アミューズCQNほかロードショー予定。