今年で監督デビュー50周年を迎える鈴木清順監督の《特集上映》《DVDリリース》が決定!
 クエンティン・タランティーノ、ウォン・カーウァイなど、世界の名だたる監督達から嫉妬と羨望を受ける日本が誇る映画監督・鈴木清順(83歳)。
 この50年自作を語るのを拒んできた監督が、初めて自作品について語ることを決意!監督の全面的な協力を得て多彩な映画の魅力、そしてその波乱万丈に満ちた監督人生を振り返っていただきます。

①第19回東京国際映画祭 協賛企画
「清順48本勝負 鈴木清順デビュー50周年記念 特集上映」開催

56年のデビュー作『港の乾杯 勝利をわが手に』から日活を解雇された最後の作品『殺しの烙印』までの日活時代全40作と、その後の貴重なTVドラマ、『ツィゴイネルワイゼン』『陽炎座』『ピストルオペラ』までの8作品を加えた48作を一挙に上映。
 その中でも監督自身が選んだ“日活から大目玉をくらった”作品=『港の乾杯 勝利をわが手に』(56年)『8時間の恐怖』(57年)『素ッ裸の年令』(59年)『監督無宿』(63年)『東京流れ者』(66年)『殺しの烙印』(67年)の6本を中心に公開いたします。

◆会期:10月21日(土)〜11月17日(金)
◆会場:シネマヴェーラ渋谷
※5回・10回券あり。48本観た方には豪華プレゼントあり

②「鈴木清順監督 自選DVD−BOX 壱・弐」発売

壱:日活から大目玉をくらった作品
 デビュー作『港の乾杯勝利をわが手に』から日活最後の監督作『殺しの烙印』を含む6本。監督自身が自ら6本をセレクト、全作に監督オーディオコメンタリーを収録。
収録作品:『港の乾杯 勝利をわが手に』『8時間の恐怖』『素っ裸の年齢』『関東無宿』 『東京流れ者』『殺しの烙印』

弐:惚れた女優と気心知れた大正生まれたち
 監督が恋焦がれ自作に出演を熱望した女優たち、気心の知れた仲間たちが出演する6本。監督自身が自ら6本をセレクト、全作に監督インタビューを収録。
収録作品:『悪太郎』『河内カルメン』『花と怒涛』『春婦傳』『峠を渡る若い風』『散弾銃の男』(高原駿雄)

◆発売日:10月20日(金) ◆各価格:25,200円(税込)