デビュー以来「映画」そのものの概念を変え続けてきたジャン=リュック・ゴダール。その彼が、またひとつ映画の新たな地平を切り開いた。構想から5年。今年のカンヌ映画祭コンペティション部門に出品され、話題を撒いた最新作「愛の世紀」。
舞台となるのは濡れたようなモノクロ映像のパリ、そして圧倒的なカラー映像で切り取られた記憶の中の海辺の家。金色の入り江にゆれる小船、部屋の中まで青く染める小波、雨に交錯するヘッドライト、そして謎めいた「彼女」−−。映画は主人公エドガーの創造への旅を描きながら、この世界に満ち溢れる「愛」の本質に迫る。
また、本作のプロモーションで36年ぶりに来日も決定した。
公開は、来年のGW日比谷シャンテ・シネにてロードショーが決定した。

□作品紹介
http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=55