第40回すばる文学賞受賞・ndjc2015選出など、文学・映像両才能を持ち合わせた新鋭作家ふくだももこの長編初監督作品が9月20日に公開いたします。
この度、特報と本ビジュアルが完成し、解禁いたします。

 映像産業振興機構(VIPO)による若手映画作家育成プロジェクト(ndjc)2015に選出され、監督した短編映画『父の結婚』が大きな話題を呼び、さらに25歳で発表した小説「えん」が第40回すばる文学賞を受賞するなど、映画・脚本・小説と映像・文学とマルチな才能を持ち合わせた新鋭作家ふくだももこの初長編作品『おいしい家族』の公開が決定した!原作は、ふくだももこ自身が監督を務めた前出の短編映画『父の結婚』。妻を亡くした父親が再婚するまでの親子の日々を描いた同作の長編化となる。今回は舞台を離島に移しエピソードやキャラクターが追加されることで、主人公の心の描写や家族における絆をより深く描きだした。

今回完成した特報は、松本穂香演じる主人公・橙花(とうか)が久々に実家に帰えると、「父さん、母さんになろうと思う。」と衝撃的な告白を受けるが、島のみんなに祝福されながら海辺を歩く、花嫁衣裳の父(板尾創路)とパートナーとなった紋付き袴姿の和生(浜野謙太)が笑顔で手を振る姿が映し出され温かい感動を予感させる内容となっている。そして、ポスタービジュアルは、松本穂香演じる主人公・橙花(とうか)の右側に、オレンジの打掛に角隠しの花嫁姿の板尾演じる父・青治(せいじ)と、その隣に弟の翠(笠松将)、そして左側には紋付き袴姿の浜野演じる和生(かずお)、その隣には、和生の連れ子の女子高生・ダリア(モトーラ世理奈)らなど、年齢も性別も、国籍も、血縁関係を越えた人々が幸せそうな笑顔で並ぶ家族写真風のビジュアルが完成した。

主演は、日曜劇場「この世界の片隅に」(TBS/18)にてヒロインすず役を務め、2018年度「VOGUE JAPAN Women of the Year」 を受賞、今年度のJR SKISKI2018-19のメインキャストを務める話題の若手女優・松本穂香。デビュー以降数々の映画・ドラマに出演し、女優としての実力はすでに折り紙付きの松本が本作で長編映画初主演をつとめる。松本演じる主人公・橙花(とうか)は東京で働くキャリアウーマン。母の三回忌に実家の離島に帰ると、なぜか父・青治(せいじ)が母の服を着て生活していることを知る。びっくりする橙花を気にせず父は続けて「この人と家族になる」とお調子者の居候・和生(かずお/浜野謙太)を紹介。状況をのみこめない橙花と、人の個性を受け入れるおおらかな島の住人達との暮らしを、ときにクスッと、ときにハートフルに描いた物語。橙花は父を始め、様々な価値観や個性をもった人たちに出会うことで、自分が考える常識から解き放たれ、次第にそれぞれの個性を受け入れると共に、自分らしく生きることの大切さに気付いていく。

今回完成した、特報およびビジュアルは4月26日(金)より上映劇場にて上映・掲出予定となります。

■特報
https://youtu.be/5ZI0JQiOZ80

出演:松本穂香 板尾創路 浜野謙太 笠松将 モトーラ世理奈 三河悠冴 栁俊太郎 
監督・脚本:ふくだももこ 音楽:本多俊之
製作:新井重人 松井智 エグゼクティブプロデューサー:福家康孝 金井隆治 プロデューサー:谷戸豊 清家優輝
アソシエイトプロデューサー:山野邊雅祥 撮影:高橋草太 照明:山本浩資 録音:原川慎平 美術:大原清孝 
編集:宮島竜治 音楽プロデューサー:岡田こずえ 宣伝プロデューサー:滝口彩香 衣裳:江森明日佳 ヘアメイク:佐藤美和 VFX:野間実 音響効果:井上奈津子 助監督:古畑耕平 制作担当:竹田和史
製作:日活/ハピネット 制作プロダクション:ファインエンターテイメント 企画・配給:日活  

©2019「おいしい家族」製作委員会