柴咲コウ×角田光代で贈る、究極のヒューマンサスペンス!「坂の途中の家」:放送日・フルキャスト決定&予告解禁
WOWOWドラマ初出演となる柴咲コウを主演に迎え、“家庭に潜む究極の心理サスペンス”と賞賛された角田光代の原作「坂の途中の家」の禁断の連続ドラマ化に挑む─。
この度、主演の柴咲とともに、人間の深層心理に触れる傑作サスペンスを彩る共演者たちが明らかになった。無意識に娘の子育てにストレスを感じていた柴咲演じる専業主婦の山咲里沙子は、たった生後8ヶ月の我が子をお風呂に落として虐待死させた女性・安藤水穂の裁判に補充裁判員として参加することになる。最初は激しい嫌悪感を抱くも、裁判を通して被告の人生に触れ、自らと被告を重ね合わせ翻弄されていく・・・。そんな里沙子の心に浸食していく被告・安藤水穂役を水野美紀が熱演。水穂は家庭に潜む悪に壊された被害者なのか、それとも本物の悪女なのかー。里沙子の想像の世界で対極ともなる2つの人格を見事に演じきっている。
また裁判に参加するようになり、明らかに平常心を失い始めた里沙子を心から心配する夫・陽一郎役に田辺誠一。日常生活の何気ない一言が刃となり、知らぬ間に妻を傷付けてしまう。そんな夫婦間のリアルを見事に表現。柴咲との息の合った掛け合いにも注目だ。さらに里沙子の義理の父母となる里子役と和彦役に風吹ジュンと光石研。舅と姑としての優しさやアドバイスは知らず知らずのうちに里沙子のプレッシャー、ストレスになっていく。また里沙子の実の母親・三沢富路子役には高畑淳子。社会問題ともなった実の母娘であるが故の関係性の難しさを見事に表現している。里沙子と同じく裁判員に選ばれた出版社の編集長・芳賀六実役に伊藤歩。被告の水穂の心の闇に気づかず我が子を失ってしまった悲劇の夫・寿士役に眞島秀和。さらに法廷で最愛の孫の命を奪った被告に詰め寄る義母役に倍賞美津子。その他、桜井ユキ、松澤匠、西田尚美、佐藤めぐみ、滝沢沙織、利重剛、酒井美紀ら実力派が集結し、角田光代の傑作小説との呼び声高い本作の映像化に挑んだ。人々が抱える孤独・情念・悲しみ・喜び・・・あらゆる感情がこの超豪華キャストの競演により繊細に表現され、WOWOW史上最大の衝撃作が4月27日(土)、遂に誕生する─。
また併せて解禁された予告編には混乱していく登場人物たちの姿がセンセーショナルに捕らえられ、さらに新次元と呼ぶに相応しい映像表現も確認できる。あなたの想像をはるかに超える映像クオリティをぜひその目で確かめてもらいたい。
“家族愛とは”“母性とは”“生きるとは”、普遍的だが心に突き刺さるテーマを、この春、あなたに投げかける─。人生を彩るヒューマンサスペンスに是非ご期待ください!
<ストーリー>
山咲里沙子(柴咲コウ)は、三歳の娘・文香と夫と三人で平穏な日々を送っていた。そんな時、裁判所から刑事事件の裁判員候補者に選ばれたという通知が届く。対象となる事件は、里沙子と同じ年頃の専業主婦の母親・安藤水穂が、生後八ヶ月の娘を浴槽に落として虐待死させたという衝撃的な事件だった。裁判所での面談を経て、里沙子は、裁判員の誰かが急病などで欠席せざるを得ないとき、代わりに裁判員を務める「補充裁判員」に選ばれた。同じ子供を持つ母として、我が子を殺めた水穂に嫌悪感を抱く里沙子だが、裁判の開廷後、徐々に安藤水穂という被告自身の境遇に自らの過去の記憶を重ねていくことになる。家庭という密室で、夫婦、そして親子の間で交わされた言葉は、時に刃物のように突き刺さることがある。里沙子はやがて自身の心に眠っていた混沌とした感情に惑わされていく─。
原作:角田光代 「坂の途中の家」(朝日文庫刊)
脚本:篠﨑絵里子 (『人魚の眠る家』)
監督:森ガキ侑大 (『おじいちゃん、死んじゃったって。』)
音楽:山口由馬
出演:柴咲コウ 田辺誠一 伊藤歩 眞島秀和 桜井ユキ 松澤匠 松本笑花 西田尚美 / 倍賞美津子 高畑淳子 / 佐藤めぐみ 滝沢沙織 利重剛 酒井美紀
光石研 風吹ジュン 水野美紀
特設サイト:https://www.wowow.co.jp/dramaw/sakaie/
4月27日(土)より、WOWOWプライムにて放送開始!
毎週土曜よる10時~(全6話)【第1話無料放送】