デニズ・ガムゼ・エルギュヴェン監督最新作(『裸足の季節』アカデミー賞®外国語映画賞ノミネート)

アカデミー賞®受賞女優ハル・ベリーと、『007』シリーズのジェームズ・ボンド役で圧倒的人気を誇るダニエル・クレイグによる奇跡のタッグが実現した
『マイ・サンシャイン』。いよいよ本日からの公開を記念して、アナウンサーの中井美穂さんに「マイ・サンシャイン」をご覧になっての感想を、ハル・ベリーとダニエル・クレイグの魅力を中心に語っていただきました。

●ハル・ベリーとダニエル・クレイグについて
中井美穂「ハル・ベリーがこういう役をやるというのもすごく意外だし、もっと意外だったのはダニエル・クレイグがあんなにキレたおかしな男の人…おかしな男の人は想像ついていたんですけど、どんどん顔が柔らかくなっていくんですね。セクシーな夢をハル・ベリーが見るんですけど、あそこのダニエル・クレイグの色っぽさときたら…。是非女性には見ていただきたいと思います。」

「それとは別の、ダメなんだけど必死でその状況を打開しよう、必死で子どもたちやハル・ベリーを守ろうとするっていう、ダサいんだけど一生懸命な姿が、ダニエル・クレイグの新しい魅力につながっているなと思いました。私が気に入っているのは、紙おむつを持つシーンと、二人がのっぴきならない状況に追い込まれて、なんとかふたりで力を合わせて脱出しなければいけないんだけど、身動きが取れない中で、ふたりが上になったり下になったりして前になったり後ろになったりして繰り広げられている、ちょっと笑いのあるシーンがすごく印象的でした。こんな魅力もあるんだ。むしろ、案外それがダニエル・クレイグのかっこよさにもつながっていて、新しいダニエル・クレイグ。007なら1秒で解決するのに…。30分もかかって大変でしたね。っていうところも、笑いすぎず、見た人は相当笑えると思うんですけど、狙いすぎず入っているところが面白かったなと思います。」

『裸足の季節』のデニズ・ガムゼ・エルギュヴェン監督最新作。
ロック史に名を刻む伝説、ニック・ケイヴ&ウォーレン・エリスが映画世界を深める!
デビュー作『裸足の季節』が世界で熱狂的に迎えられ、アカデミー賞®外国語映画賞にノミネートされたデニズ・ガムゼ・エルギュヴェンの監督最新作。監督がシナリオハンティングで訪れたサウスセントラルで何人もの子供たちをホストマザーとして育てている女性ミリーと出会ったことから、アメリカ史に刻まれるLA暴動を、暴動主体ではなく、普通の家族の視点から描く、というアイデアが生まれた。現代にも続く、見えざる人々とも言える「市井の家族」と、深い傷を残した「アメリカ史に残る暴動」。一見交わらぬふたつが交差する「家族がたどる物語」は歴史検証に留まらぬ、胸揺さぶる真実から生まれた感動作となった。

ミリーを演じるのは『チョコレート』でオスカーを獲得し、その後も話題作へ出演し続ける、美貌と実力を兼ね備えた女優ハル・ベリー。口は悪いが心根はやさしい隣人オビーには『007』シリーズのジェームズ・ボンド役で知られるダニエル・クレイグが演じ、奇跡的な競演を果たす。そして、音楽を担当したのはニック・ケイヴとウォーレン・エリス。世界のロック史に燦然とその名を刻むふたりが手掛けた、そのメロウな旋律が映画世界を深めている。

▶︎本予告編 

邦題:マイ・サンシャイン 原題:Kings 監督・脚本:デニズ・ガムゼ・エルギュヴェン(『裸足の季節』) 出演:ハル・ベリー ダニエル・クレイグ ラマー・ジョンソン カーラン・ウォーカー レイチェル・ヒルソン 音楽:ニック・ケイヴ&ウォーレン・エリス 2017年/フランス・ベルギー/87分/PG12 提供:ビターズ・エンド、 パルコ、ポニーキャニオン  配給:ビターズ・エンド、パルコ ©2017 CC CINEMA INTERNATIONAL–SCOPE PICTURES–FRANCE 2 CINEMA-AD VITAM-SUFFRAGETTES bitters.co.jp/MySunshine