あの瞳は、忘れることを許さない。
保身と罪の意識の狭間に揺れる人々の心の弱さを無慈悲に暴きだし、
発行部数100万部を超えた東野圭吾、異色のハードサスペンス、ついに映像化。
1件の交通事故と、とっさの歪んだ判断が引き起こす悪夢の連鎖

数々の作品が映像化されヒットを記録している日本を代表するベストセラー作家・東野圭吾。
WOWOWでもこれまで「幻夜」「分身」「変身」「カッコウの卵は誰のもの」「片想い」を連続ドラマ化し、大きな話題となった。
今回は交通事故が生む無責任の拡大という、スポンサーのいない有料放送でなくては中々扱いにくい題材をベースに、読者に人の心の弱さ、脆さを鋭く問いかける異色のハードサスペンスを映像化、来年3月に放送する。
主人公・雨村慎介役を演じるのは、WOWOW連続ドラマW 初主演となる三浦春馬。
バーテンダー役は新たな挑戦となる。

年間数千人もの人々が亡くなる交通事故。年々減少してきてはいるがそれでも日本では約2時間に1人の命が失われている。交通事故は、決して他人事ではなく、今日、このあとすぐに自分が加害者か被害者か、どちらかの立場になるかもしれないごく身近な出来事であることをあなたは忘れてはいないだろうか。
三浦が演じる主人公・雨村慎介は、かつて交通事故を起こしたが今はある事件によって詳細な記憶を失っている。
そこへ突如現れた蠱惑的な謎の女、「瑠璃子」によって狂気と苦悩の世界に迷い込んでいく。女は実在するのかそれとも、人々の後ろめたさが作り上げた幻想なのか・・・本作は人間そのものの在り方までもあなたを問い詰める、あまりに危険なサスペンスだ。そして、その瞳に一度魅入られた者は決して逃れられないという女、「瑠璃子」を果たして誰が演じるのか、今後の情報解禁にも注目だ。

主演 コメント

◆主演 三浦春馬(雨村慎介役)
・WOWOW連続ドラマW初主演となる本作「ダイイング・アイ」の脚本を読んだ感想
息もつかせぬ展開に原作同様、早く次の回が見たいと思えました。

・バーテンダーの雨村慎介役を演じる上で挑戦されたこと
初めてバーテンダーの役を頂いたので、監修の水澤さんの元でしっかり基礎から教えていただき
ました。カクテルを作らなければならないシーンを迎えるまで、友人のバーで許可を得て実際に
バーカウンターでカクテルを毎晩のように作らせてもらいました。今では、カクテルを作ることが
とても楽しく、個人的に作り続けたいと思うほどにまでなりました(笑)

・視聴者にメッセージ
この作品は、罪の意識が極限まで増幅した時、魔が心に棲みついた時を妖艶、且つ、
スリリングに描いています。保身と、贖罪で揺れ動く登場人物達のサイコミステリー。
是非ご期待ください。

原作:東野圭吾「ダイイング・アイ」(光文社文庫刊)
監督:国本雅広
脚本:吉田紀子(連続ドラマW 東野圭吾「片想い」 )
音楽:窪田ミナ(連続ドラマW 東野圭吾「変身」 、「連続ドラマW イノセント・デイズ」)
プロデューサー:井上衛、渡邉浩仁
出演:三浦春馬 ほか