この度配給ファインフィルムズは、イザベル・ユペール、ギャスパー・ウリエル主演、ジェイムズ・ハドリー・チェイスの「悪女イヴ」を原作とするブノワ・ジャコー監督最新作『エヴァ』を7月7日(土)より、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国公開致します。この度<本編映像>が解禁になりました。

◆原作は英国の人気作家ジェームズ・ハドリー・チェイス(1906-1985没)の小説「悪女イヴ」。エヴァを演じるのはフランスを代表する演技派女優として国際的にも活躍するイザベル・ユペール。1972年のスクリーンデビュー以降、クロード・シャブロル、アンドレ・テシネ、ジャン=リュック・ゴダール、ミヒャエル・ハネケなど名だたる監督作品に出演し、ポール・ヴァーホーヴェン監督の『エル ELLE』(17)では第89回アカデミー賞®主演女優賞にノミネートされたことも記憶に新しい。彼女に魅了され、堕ちていく作家ベルトラン役にはギャスパー・ウリエル。

◆今回解禁された<本編映像>は、次回作の執筆のため婚約者の別荘を訪れたベルトラン(ギャスパー・ウリエル)と、エヴァ(イザベル・ユペール)が出会うシーン。無人のはずが部屋には灯りが着いており、見知らぬ男が酒を運ぼうとしているところに出くわしたベルトラン。「もう一人連れがいる」とエヴァの存在を明かされた彼は、文句を言おうと階段を上がる。しかし入浴中の女は、家主だと明かしても顔色一つ変えず逆に「出て行って」と彼をなじる。彼女に魅入られてしまった彼は、男を吹雪の中に追い出す。それが自らの破滅への序章だとは知らずに……。原作「悪女イヴ」でも、ジョセフ・ロージー監督、ジャンヌ・モロー主演『エヴァの匂い』でも鮮烈な印象を残す「悪女」の登場シーン。イザベル・ユペール演じるエヴァが見せる瞳でのあしらいに注目だ。


【ストーリー】 他人の戯曲を盗んで発表したことで、一躍成功をつかんだ男ベルトラン。2作目を期待されるがペンは進まず、パトロンからは矢の催促が。執筆の場である別荘に着くと、吹雪で立ち往生した男女が窓ガラスを割って入りくつろいでいた。腹を立てたベルトランは、バスタブにつかっていた娼婦エヴァに文句を言おうと近寄るが、彼女に一瞬で心を奪われる。次作の題材という名目でエヴァに近づくが冷たくあしらわれ、思うようにならない関係に苛立ちを募らせたベルトランは、周囲の人間を巻き込み官能と破滅の道を突き進んでゆく……。

出演:イザベル・ユペール、ギャスパー・ウリエル、リシャール・ベリ    監督:ブノワ・ジャコー『マリー・アントワネットに別れをつげて』
2018/フランス/カラー/フランス語/102分    映倫:G
原題:EVA    原作:「悪女イヴ」 ジェイムズ・ハドリー・チェイス(小西宏訳) 創元推理文庫
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本     配給:ファインフィルムズ 
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