国際交流基金(ジャパンファウンデーション)アジアセンターは、日本で紹介される機会が限られている東南アジアの映画を日本の若い世代を中心に知ってもらう機会とするため、ジャンルや時代を超えて愛される東南アジア地域の映画の定期上映会「FUN! FUN! ASIAN CINEMA」を、今年9 月から来年3 月にかけて、東京都内で開催いたします。
本上映会では、東南アジアのフレッシュな魅力があふれる女優がヒロインとして登場する東南アジア地域の映画を特集します。
このうち、9月27日に開催する第1弾は、シンガポールの鬼才ロイストン・タン監督のミュージカル映画 『881 歌え!パパイヤ』を上映します。11 月 29 日に開催する第 2 弾では、中国、日本等様々な国でリメイクされている韓国の大ヒット映画『怪しい彼女』のベトナム版である『ベトナムの怪しい彼女』を上映する予定です。

■映画上映会 概要

【第1 弾】 作品名: 『881 歌え!パパイヤ』 (監督:ロイストン・タン)
上映日時: 2017 年9 月27 日(水) 18:40 開場/19:00 開演
会場: ユーロライブ(ユーロスペース内 / 渋谷区円山町1-5 KINOHAUS 2F)
鑑賞料金: 500 円 ※各回自由席・予約不要・先着順
主催: 国際交流基金アジアセンター

【第2 弾】 作品名: 『ベトナムの怪しい彼女』 (監督:ファン・ザー・ニャット・リン)
上映日時: 2017 年11 月29 日(水)18:40 開場/19:00 開演
会場: ユーロライブ(ユーロスペース内 / 渋谷区円山町1-5 KINOHAUS 2F)
鑑賞料金: 500 円 ※各回自由席・予約不要・先着順
主催: 国際交流基金アジアセンター

■上映映画について(第1 弾・第2 弾)
『881 歌え!パパイヤ』 (第1 弾)
カラフルに歌って踊る!恋と友情のシンデレラ・ストーリー。
リトル・パパイヤとビッグ・パパイヤはシンガポールの国民的歌謡ショー、
歌台(ゲータイ)の歌手を目指し、パパイヤ・シスターズを結成する。
2 人は“歌台の女王”の指導を受け、次第に人気を博していく。
そんな彼女たちの前に強力なライバル、ドリアン・シスターズが現れ、
壮絶な戦いが始まる! シンガポール映画界の旗手、ロイストン・タン
監督が放つ、華やかな歌と踊りが盛りだくさんのエンターテイメント・ムービー。
監督:ロイストン・タン
2007年|シンガポール|109分|中国語・英語|DVD|日本語字幕

『ベトナムの怪しい彼女』(第2 弾)
ベトナム版、笑いと感動のファンタジー・コメディ。
70 歳のおばあちゃんダイは、ある日偶然目にした写真館に惹きつけられる。
「人生で一番輝いていた瞬間を思い出して」と写真を撮られると、
何とそこには 20 歳の麗しき姿の自分がいた! 最初は戸惑いを隠せない
ダイだったが、もう一度青春を取り戻すことを決意。名前をタン・ガーと変え、
かつての夢を実現するため、新たな人生をスタートさせる――。
アジア各国でリメイク旋風が続く感動ファンタジーのベトナム版。
監督:ファン・ザー・ニャット・リン
2015年|ベトナム|127分|ベトナム語|Blu-ray|日本語字幕

■今後の上映会について

2018 年1 月から 3 月にかけて、映画上映に加えてトークイベントも予定しています。
なお、特別編として、2 月には昨年の東京国際映画祭「アジアセンター特別賞」の受賞監督であるインド出身の映画
監督、アランクリター・シュリーワースタウ氏の映画『ブルカの中の口紅』の上映も予定しています。当日は、同氏も招き
トークイベントを予定しています。
▼第3 弾 2018 年1 月 『ムクシン』(監督:ヤスミン・アフマド / 2006 年 / マレーシア)
▼特別編 2018 年2 月 『ブルカの中の口紅』(監督:アランクリター・シュリーワースタウ / 2016 年 / インド)
第29 回東京国際映画祭アジアセンター特別賞受賞 アランクリター・シュリーワースタウ監督来日・登壇予定
▼第4 弾 2018 年3 月 『三人姉妹(2016 年版)』(監督:ニア・ディナタ、2016 年 / インドネシア)
『三人姉妹(デジタル修復版)』(監督:ウスマル・イスマイル、1956 年 / インドネシア)
※トークイベントを実施予定
上映スケジュールおよびプログラム詳細は、国際交流基金アジアセンターのウェブサイト(http://jfac.jp/culture/)等で随時お知らせします。