(C)山室軍平の映画を作る会

社会福祉の先駆者と敬われ、日本人最初の救世軍士官として、人を助ける事に生涯を捧げた山室軍平を描いた『地の塩 山室軍平』が、本年 10 月より新宿武蔵野館他、全国公開されることが決定しました。
主演の山室軍平に『エミアビのはじまりとはじまり」の森岡龍。今年『ろんぐ・ぐっどばい~探偵 古井栗之助~』や『密使と番人』と、主演作が相次いで公開され、今月 25 日からは「明後日プロデュース Vol.2芝居噺『名人長二』」で初舞台に挑戦するなど、のりにのっている。

山室軍平と共に篤志家として名高い妻・山室機恵子役に、我妻三輪子(「とと姉ちゃん」「100 万円の女たち」)。
児童福祉の父と呼ばれ、岡山孤児院を創設するなどした石井十次役に、子役時代から演技派として名高い伊嵜充則(『八月の狂詩曲』『群青色の、とおり道』)。「八重の桜」にも登場した、同志社大の創設者・新島襄役に辰巳琢郎。他に、『ぼっちゃん』の水澤紳吾、「おんな城主 直虎」の芹澤興人、堀内正美、渡辺梓など実力派が揃いました。
監督は『9/10 ジュウブンノキュウ』『カフェ代官山〜それぞれの明日〜』の東條政利。企画段階から関わり、重厚な群像劇を完成させました。

【主演・森岡龍コメント】
宗教家、かつ、実在の人物を演じさせて頂くことは初めての経験で、ありがたい反面、背筋が伸びる思いでした。倒れては立ち上がり、揺らいでは立て直す。その不屈の精神と熱量を、山室軍平さんからお裾分けして頂いたような心持ちで、感謝しかありません。信仰と揺らぎ、その葛藤の中でもがきながらも、ひたむきに人生を全うした山室軍平さんを通して、ひとつの時代を垣間見ることができると思います。

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