数多くの人気作への出演が相次ぐ注目の俳優・廣瀬智紀が主演を務め、風変わりな探偵役を演じる事で話題の、映画『探偵は、今夜も憂鬱な夢を見る。』。この度、廣瀬自身が歌う主題歌情報が解禁となり、併せてミュージックビデオの一部が公開された。

本作は、廣瀬演じる風変わりな探偵・紅伊玲二(べにい れいじ)は、祖父から引き継いだ紅伊探偵事務所の2代目所長として、日々ペット探しや浮気調査などの捜査を行っていた。ある日、探偵事務所に訪れた少年が“ある依頼”をする事により、玲二と相棒の藍彰二(あおい しょうじ)が捜査に乗り出し、思わぬ事件に巻き込まれていくという物語。

主題歌を担当するにあたり廣瀬は、「主演で主題歌まで歌うという大役に戸惑いもありましたが、作品をより一層盛り上げることができたらと思い、大事に歌わせて頂きました」と意気込みを述べており、その続報が待たれていた。

気になる主題歌のタイトルは「candy lights」(キャンディライツ)に決定。また、作詞・作曲を人気4人組オルタナティヴバンドのTAMTAM(タムタム)のヴォーカル&トランペットのクロが担当し、編曲をTAMTAMが行っている。楽曲の制作にあたりクロは、「探偵映画と聞き、70年代ブラックムービーのような泥臭くもリッチ&ファンキーな映画の幕開けを音楽で演出できたら素敵だな、と感じたのをとっかかりに、最終的には懐かしむだけなく今っぽい音色や遊び心の詰まった楽曲を目指しました」と制作の意図を明かし、劇中で廣瀬演じる紅伊玲二の役どころをイメージしたという歌詞については、「個人的には映画最大の魅力に感じた『一見ドライな性格の主人公がクールに染まりきれない優しさ・甘さ』をテーマに、都会の夜を照らす滲んだような街灯をモチーフに書きました」と話す。また、主題歌を歌う廣瀬に対しては、「誠実でチャーミングな印象が楽曲にもぴったりな方で、今回歌ってもらえたことを嬉しく思います」と太鼓判を押している。

併せて一部公開となったMVには、劇中衣装を身にまとった廣瀬がスタンドマイクを片手に、ライブハウスでクールかつセクシーに熱唱している様子が映し出されている。MVの監督には、映画本編と同様、櫻井信太郎が務めている。

尚、主題歌の他に劇中歌の制作も予定されており、今後の展開にも是非注目してもらいたい。
映画『探偵は、今夜も憂鬱な夢を見る。』は2017年初春の公開を予定している。

PV 廣瀬智紀「candy lights」MV
https://www.youtube.com/watch?v=xuCxMb9Rf-k

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執筆者

Yasuhiro Togawa