少年と女性しかいない、絶海の孤島——
今明かされる、美しき孤島のめくるめく禁断の悪夢。

「初期クローネンバーグを思わせる!」「ルイス・キャロル、グリム兄弟、アンデルセンの死体を掘り起こした」等、各映画祭で大きな反響を巻き起こし、フランス映画祭2016でも来日を果たしたルシール・アザリロヴィック監督最新作、映画『エヴォリューション』が2016年11月26日(土)が渋谷アップリンク、新宿シネマカリテほかにて全国順次公開。併せて予告編が9月21日(水)より解禁となります。

予告編::https://youtu.be/kMuunKu64vQ

初期クローネンバーグ、リンチを思わせる!
—THE GARDIAN

ラヴクラフトやギーガーの頭の中の様なゼラチン状の悪夢だ
—HOLLYWOOD REPORTER

-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+

とある島、少年だけに施される奇妙な医療行為。

秘密の園の少女たちの世界を描いた『エコール』の
ルシール・アザリロヴィック監督による、
まるで悪夢のような、禁断のダークファンタジー。

少年と女性しかいない、人里離れた島に母親と暮らす10歳のニコラ。その島ではすべての少年が奇妙な医療行為の対象となっている。「なにかがおかしい」と異変に気付き始めたニコラは、夜半に出かける母親の後をつける。そこで母親がほかの女性たちと海辺でする「ある行為」を目撃し、秘密を探ろうとしたのが悪夢の始まりだった。秘密の園の少女たちの世界を描いた『エコール』から10年。原始的な感情を呼び覚ます圧倒的な映像美でルシール・アザリロヴィック監督が描く、倫理や道徳を超えた81分間の美しい“悪夢”。エヴォリューション(進化)とは何なのか…?

トロント国際映画祭 正式出品
サン・セバスチャン国際映画祭 審査員特別賞・最優秀撮影賞受賞
ストックホルム国際映画祭 最優秀撮影賞
ナント・ユートピア国際SF映画祭 最優秀撮影賞
ジェラルメール国際ファンタスティック映画祭 審査員賞

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=54675

執筆者

Yasuhiro Togawa