いよいよ今週末、9 月 17 日(土)より渋谷 HUMAX シネマほかにて全国順次公開となるパンクロックバンド、ダムド史上初のドキュメンタリー映画『地獄に堕ちた野郎ども』ですが、映画公開記念として、「地獄に堕ちた野郎ども」の上映劇場である渋谷 HUMAX シネマのロビーにて、ダムド 2012 年来日ツアーに密着した、写真家・菊池茂夫氏の写真展開催が決定いたしました!約 50 点の貴重な写真が展示されます。
また、ダムドの貴重な LP やポスターなど、関係者より提供された、ここでしかお目にかかれないレアなブツの数々も展示!ダムドファン、パンクファン、音楽ファン、映画ファンそして菊池茂夫ファンの方々に是非ご覧頂きたく、

『地獄に堕ちた野郎ども』
ダムドは 1976 年結成、セックス・ピストルズ、ザ・クラッシュとともに三大ロンドンパンクのひとつに数えられ、イギリスのパンクロックシーンで初のレコードを 76 年に発売、初めて大西洋を渡ってアメリカでライヴを行ったロンドンのパンクバンドであり、複雑なメンバーチェンジを繰り返しながらも他の 2 バンドと違って唯一、結成から 40 年を経たいまも現役で活動しているという奇跡のバンド。セックス・ピストルズは『ザ・グレイト・ロックンロール・スウィンドル』(80 年)や『NO FUTURE A SEX PISTOLS FILM』(00 年)、ザ・クラッシュは『ルード・ボーイ』(80 年)や『LONDON CALLING/ザ・ライフ・オブ・ジョー・ストラマー』(06 年)など関連する映画作品が作られてきている中、本作は満を持してのダムド史上初の映画作品である。監督は 2010 年に世界的ヒットとなったモーターヘッドのレミー・キルミスターのドキュメンタリー映画『極悪レミー』を手掛けたウェス・オーショスキー。制作費は全額個人負担、監督のほか製作、脚本、撮影、編集もすべて一人でこなし、ダムドの今の姿とともに、40 年間で蓄積されてきた複雑な人間模様やバンドの内側を映し出す。

また、9 月 7 日にダムドの傑作 3rd アルバム「マシンガン・エチケット」、4th アルバム「ブラック・アルバム」の 2 作が激レアなオリジナル日本盤 LP を世界初再現した紙ジャケット仕様で発売(発売:ビクターエンタテインメント)。9 月は映画と音楽でダムド漬けになってパンクロックまみれになる絶好の機会となります。

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執筆者

Yasuhiro Togawa