9/13(火) TBS火曜ドラマ「せいせいするほど、愛してる」第9話が放送された。

本作は、ティファニーの広報部に勤める主人公・栗原未亜(武井咲)が、自社の副社長であり既婚者の三好海里(滝沢秀明)と恋に落ちる禁断の恋愛ドラマ。
中村蒼が演じるのは、世界的ファッションブランド「JIMMY CHOO」の瓶枠広報マンで、海里の最強のライバル「宮沢綾」だ。

宮沢綾は、当初、ノリが良くてテンションが高く陽気で明るい関西人のイメージが強かった。
そんな性格からか、ヒロイン・未亜(武井咲)だけでなく、周りの人とどんどん距離を縮めていくタイプ。
もちろん、そのキャラクターは今なお健在であるが、ドラマ中盤に差し掛かった辺りから、さりげない優しさと真剣に一途に未亜を大切に想う気持ちや熱い告白、真剣なまなざし、さらには先週(9/7)放送の第8話での決意のプロポーズシーンなど、陽気なだけではない“いい男すぎる”部分がより濃く強く表れるようになっていった。
その姿にますます白熱する視聴者の“宮沢さん愛”。
視聴者からはそのいい男ぶりと人気で〈火曜日のヒーロー〉とも呼ばれて、毎週火曜日の放送を心待ちにしている女性が多いらしい。

そんな“宮様フィーバー”が炸裂中の中放送された第9話。
海里(滝沢秀明)と別れ、宮沢(中村蒼)のプロポーズを受けることを決意した未亜(武井咲)。
気持ちが揺らがぬうちにと、さっそく宮沢と共に未亜の母・鈴子(小林幸子)
の元へ挨拶に行くことに。
一方の海里も、優香(木南晴夏)と共に歩むことを決める。
それぞれ別の道を歩みだした未亜と海里だったが、再び運命の歯車が動き始める——。
その運命の歯車を動かしたのは狂気に走る海里の妻・優香でもあるが、もうひとり…それが宮沢綾である。
宮沢からの一世一代のプロポーズを受けた未亜であったが、宮沢の言葉と行動が未亜を違う道へと導いた。

宮沢との結婚を控えた未亜が、笑顔で退職しようとした矢先に海里の妻・優香が会社に乗り込んできて、優香は未亜を訴え慰謝料を請求。
2人はさらに窮地に追い込まれることに。
思い悩む未亜を心配し、いつもの優しさで励まし続ける宮沢だったが、未亜の両親の元に挨拶に行く途中に寄った海で、未亜の腕を引き「好きや」とキスしようと顔を近づける。が、じっと固く目を閉じる未亜であった。
「中学生のファーストキスか ! ムードぶち壊しやな、やめさせてもらうわ」とその場はおちゃらけてごまかして見せたが、その時何かを悟った宮沢だった。
現に「お腹がいたくなったから挨拶に行くのはまた今度にしよう」と優しい嘘をつくのだった。

そして、未亜の頭に海里しかいないことに気づくと「結婚はやめよう、俺は三好さんを忘れるための道具ちゃうわ」と去って行くのだった。
その宮沢の表情に、「宮沢さんを支えたい」「宮沢さん頑張れ」と励ますコメントが。
そして、宮沢の男気はここからさらに加速。
追いかけてきた未亜に「待って待って待って待って、もう待ちくたびれた ! 」と声をあげるのだった。
「たとえ俺が必死で笑わせようとしても、三好さんに何かあったら未亜は泣く。たとえ俺が泣いてても、三好さんが幸せなら、未亜はそれで満足や、違うか?」そして未亜の手を取り「ほんまに俺と結婚したいて思うてくれてるか?世界の誰よりも一番俺を好きやって誓えるか?」と問う宮沢。
「ごめんなさい」しか答えられない未亜の指から婚約指輪を外し、「このリングは未亜には似合わへん。さよなら、元気でな」と自ら別れを告げるのだった。
涙を浮かべながら「しゃーないわ、死んでも幸せにするって約束したしな、幸せになるんやで、未亜・・・」と切なくひとりふづやくのだった。
ここで宮沢支援女子の叫びにも似た悲痛の声がTwitterを駆け巡った。
「宮沢さあああああああんんん」「宮沢さん可哀想すぎて泣きそう」「涙が止まらん」「宮沢さあ〜〜〜ん」「うそーーーーー ! 宮沢さーーーん、やだーーーーー」「中村蒼〜」と、宮沢が未亜を振るというまさかの展開に叫び声が舞った。

宮沢の言葉と行動は、すべて愛する未亜の幸せを願っているからこそ。自分を犠牲にしてまで好きな人の幸せを一番に願う、そのどこまでも優しい姿に、
「宮沢さんの一言一言がキュンキュンしてしんどい」「宮沢さんの言うことすべてがかっこいい」「外したその指輪を私の指にはめてください ! 」「宮沢、男前やでー ! 」「宮沢さんに泣いた、金メダル」「宮沢さんの顔見たら涙出てくる病になった」「宮沢さんマジで花沢類すぎて泣くわ」「宮沢さんの優しさに涙止まらんかった」「宮様を全力で支えたいです」「やっぱり男らしい」「最後まで背中を押してあげる宮沢さんがイケメンすぎる ! !」「宮沢さんの優しさに涙止まらんかった」「宮沢くんの、究極の愛やな」と大絶賛の声があがった。

かたや、
「よーし、中村蒼はわたしが幸せにしてやるから安心しな」「私が中村蒼を幸せにしたい」「今全国の宮沢担が虎視眈々と宮沢狙ってる」「宮沢さん、あたしの隣空いてますよ」「みんなの宮沢さんね」「宮沢さん泣かないで〜うちがいるだろ ! 」「明日、クラスの女子みんな宮沢フィーバーだわ」「皆様の宮沢さんがフリーになった ! 今や ! 」と宮沢へのアプローチをする女子も。

その後、宮沢は海里を呼び出し、「一発殴らせてもらっていいですか?」と一撃。
「彼女を死んでも幸せにするって決めたんや!せやけどそれが出来るんはあんただけや。ほんの一瞬でもええ、未亜を幸せにするって約束しろ!」と海里に訴え、海里は「約束する」と強く頷いた。

自分を犠牲にしてまで、未亜の背中を押し、海里の気持ちを問いただし、けじめをつけた宮沢。
「宮沢さん」や「ジミーチュウ」がトレンド入りし、他『せいせいするほど、愛してる』関連のワードもトレンド入りするも、群を抜いて上位に位置づけされていた。
宮沢は女子が憧れる理想の男性に間違いないようだ。

いよいよ本作は来週9/20(火)最終回を迎える。
複雑に絡み合う人間模様の中、それぞれの運命は ! ?
禁断の恋”の先にあるのは“希望”か“絶望”か。
衝撃の結末にいかにーーー。

「せいせいするほど、愛してる」最終話は9月20日(火)今夜22時〜TBS系で放送。

【「せいせいするほど、愛してる」最終話あらすじ】
優香(木南晴夏)に会社中に不倫を暴露され、とある山のコテージに逃避行をした未亜(武井咲)と海里(滝沢秀明)。
幸せな時間は長くは続かず、優香に足取りを掴まれ東京に連れ戻される。
二人は二度と会わないことを誓い、未亜は会社を辞め実家に帰ることに。
そして一年後──。
山の教会で海里から貰った花の指輪を胸に抱きつつ、実家で漫然と日々を過ごす未亜だったが、
偶然通りがかった小さなセレクトショップで、ティファニーのアンティークジュエリーを見つけ…?
ついに最終回!果たして未亜と海里の運命は!?
未亜と海里を取り巻く複雑な人間模様もそれぞれの結末へと向かい、
ついに感動のフィナーレへ…!!

執筆者

Yasuhiro Togawa