『ファインディング・ニモ』 『モンスターズ・インク』 『トイ・ストーリー』など、数々の名作を生みだしたアニメーター≪ダグ・スウィートランド監督≫が贈る、新作アニメーション映画『コウノトリ大作戦!』(ワーナー・ブラザース配給)が、11月3日(木・祝)より全国公開される。コウノトリのジュニアやかわいすぎる人間の赤ちゃん等、魅力的なキャラクター達が織りなす“家族の絆”を描き出す本作の主題歌を、日本を代表するアーティスト、AIさんが担当することが決定した。配給のワーナー・ブラザース担当者も、「運命的な出会いを感じた」と語る今回の起用は、多くの注目を集めることだろう。 

本作は、【コウノトリが赤ちゃんを運んでくる】という寓話を基に描かれる、大空を舞台にした壮大な物語。作中の“コウノトリ宅配便社”は売り上げ重視のために小包の配達を仕事とし、昔起きた大事件が原因で、赤ちゃんの配達を厳しく禁止していた。そんな中、手違いでかわいい赤ちゃんが生まれ、エース配達員のジュニアは会社に内緒で赤ちゃんを人間に届けようと決意するが…。

自分の出世のためだけに赤ちゃんを運ぶ事を決意するジュニアには赤ちゃんも懐かず、最初はお互いにいがみ合う2人の間には、共に危険を乗り越えるうちに、やがて“家族”とも言うべき絆が芽生えていく。しかし、赤ちゃんを人間の元へ届ける事ができた時には、彼らは離れ離れになってしまう…。すでに解禁された特報で描かれた、かわいらしいキャラクター達によるワクワクするような映像と同時に、ピクサー・アニメーションで世界中に“感動”を届け続けてきたダグ・スウィートランドが仕掛けるストーリーにも、期待は高まる一方だ。
ワーナー・ブラザースの担当者は、本作を“家族愛を描く作品”であると語り、「制作された背景を含め、この映画のために生まれた作品かと思うほど、運命的な出会いを感じました。」と語り、奇跡とも言える今回の楽曲起用に喜びをにじませた。

ゴスペルクワイアーで鍛えた本格的な歌唱力を持つAIさんは、2015年8月28日に、3150グラムの元気な女の子「平和ちゃん」を出産。本作の日本語吹替版の主題歌「HEIWA」は、「平和ちゃん」の誕生を祝って、海外のプロデューサーからAIさんへプレゼントされた。1つの命が誕生する事の素晴らしさや、母となり大切な命を守る母性を知ったことで、AIさんの唄声は、今まで以上に力強く、時に優しく心に響き渡るサウンドへと進化。物語を優しく包み込むAIさんの歌声にも、注目が集まること間違いなし。また、本楽曲は出産後初のシングルとして11月2日に発売することも決定している。

AIさん : コメント 
この曲が「コウノトリ大作戦!」の主題歌になったことは運命だと思ってます。
本当にぴったりすぎて嬉しい!!
この曲は私にとってすっごく大切な曲で自分の曲の中でも歌ってて一番泣けてくる曲かもしれません。
本当に自分の赤ちゃんが生まれた時の感情をそのまんま歌ってます。
子供への想いがいっぱい詰まった曲です。
是非、映画とともに想いを込めまくったこの曲も聴いてくださいね!!

この楽曲は、本作の日本語吹き替え版の主題歌として、映画のラストシーンから劇中でも使用される予定となっている。アンジャッシュの2人が吹き替えを務めることに続き、今回の楽曲提供という連続した大型企画に、今後の展開からも目が離せない。

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執筆者

Yasuhiro Togawa