「映画にもっと多様性を」を合言葉に、映画と渋谷に縁のある“普通のオトナたち”によって結成された「シブヤ大学 映画祭部」が、10月10日(月・祝)に開催する『第1回シブヤガワ映画祭』の上映作品ならびにトークゲストを決定しましたのでお知らせします。

『第1回シブヤガワ映画祭』では、アーティストやお笑い芸人をキュレーターに迎え鑑賞作品を当日までナイショにしたり、映画で男女の相性マッチングを図ったり、いつもとは違うシチュエーションで映画を観たときのドキドキ度を心理学的に検証したり、これまでの“映画の観方”とは異なるアプローチで映画を楽しんでいただきます。

■『第1回シブヤガワ映画祭』開催概要
開催日:2016年10月10日(月・祝)
開催時間:11:00〜22:00(予定) *上映スケジュールは後述
開催場所:クオーツギャラリー10〜12階(東京都渋谷区渋谷2-10-10)
     LOFT9 Shibuya(東京都渋谷区円山町1-5 KINOHAUS 1F)
     *上映会場はコンテンツによって異なります。各コンテンツ情報をご確認ください。
チケット発売日: 2016年9月7日(水)
チケット価格(前売券):『作品はナイショ!』プログラムA:\2,000(1ドリンク付き)
                      プログラムB:\1,500(ドリンク代別途)
            『シブヤ屋上映画館』\2,500(1ドリンク付き)
            『フィーリングカップル5対5』\500(1ドリンク付き)
            『ドキドキする映画鑑賞の法則』無料
*各プログラムのセットチケットや当日券もございます。チケット等の詳細は公式HPをご覧ください。
http://www.shibuya-eiga.com

◇当日まで上映作品はお楽しみ『作品はナイショ!』
 映画好きの著名人がキュレーターとして上映作品を選定。作品は当日までのお楽しみです。作品の鑑賞後には、キュレーターによるトークを行います。記念すべき第1回目を飾るキュレーターは、200冊以上もの辞書を所有する学者芸人・サンキュータツオ氏と「デジタルシャーマンプロジェクト」など独自の視点でテクノロジーを用いて作品を作り続けるアーティスト・市原えつこ氏。それぞれ、独自の世界観から導き出したテーマにそって作品を上映します。

『作品はナイショ!』プログラム A
キュレーター:サンキュータツオ
1976年東京生まれ。芸人(オフィス北野所属)、一橋大学非常勤講師。早稲田大学大学院博士後期課程修了(文学修士)。漫才コンビ「米粒写経」として活躍。著書に 『学校では教えてくれない! 国語辞典の遊び方』、『ヘンな論文』。

定員数:50名/時間:11:00-14:00 180分(全1回)
場所:クオーツギャラリー10階 http://www.quartz-gallery.com/

『作品はナイショ!』プログラム B
キュレーター:市原えつこ(アーティスト/妄想監督)
1988年、愛知県生まれ。日本的な文化・習慣・信仰を独自の観点で読み解き、テクノロジーを用いて新しい切り口を示す作品を制作する。アートの文脈を知らない人も広く楽しめる作品性から、国内の新聞・テレビ・Web媒体、海外雑誌等、多様なメディアに取り上げられている。主な作品に、大根が艶かしく喘ぐデバイス《セクハラ・インターフェース》、虚構の美女と触れ合えるシステム《妄想と現実を代替するシステムSRxSI》などがある。

定員数:100名/時間:19:00-22:00 180分(全1回)
場所: LOFT9 Shibuya http://www.loft-prj.co.jp/loft9/#access

◇映画の世界観を追体験!? シブヤ屋上映画館
 渋谷の夜空の下に一夜限りの屋上映画館が出現。映画『はじまりのうた』鑑賞の後は、映画の中で描かれる音楽の楽しさ、映画の世界観を、シンガーソングライター・アライヨウコさんのミニ・ライブで追体験していただきます。

『シブヤ屋上映画館』プログラム
上映作品:『はじまりのうた』
『ONCE ダブリンの街角で』のジョン・カーニー監督がキーラ・ナイトレイ&マーク・ラファロ共演で描いたハートフルドラマ。恋人に裏切られた失意を抱えながらバーで歌っていた女性が、音楽プロデューサーを名乗る男との出会いを通して思わぬ運命をたどる。キーラがギターを演奏しながら歌声を初披露するほか、人気ロックバンド「マルーン5」のアダム・レヴィーンがキーラの恋人役でスクリーンデビューを果たした。

監督:ジョン・カーニー 『ONCE ダブリンの街角で』
出演:キーラ・ナイトレイ、マーク・ラファロ、アダム・レヴィーン(マルーン5)
2013年/アメリカ/英語/104分 配給:ポニーキャニオン

ゲストアーティスト:アライヨウコ(シンガーソングライター)
吉祥寺、下北沢のライブハウスやカフェを中心に全国各地で活動中。タワーレコードレーベル「FIRE STARTER」にも参加。
http://curryouko.tumblr.com/

定員数:30名
時間:19:00-21:40 160分(全1回)
場所:クオーツギャラリー11&12階 http://www.quartz-gallery.com/
※画像素材ご使用の際は、作品タイトル・公開情報/アーティスト名を必ずご使用ください。

◇好きな映画から恋が始まる!? 『フィーリングカップル5対5』〜シブヤで始まる恋物語〜
 映画を通して相手の人柄を判断できるのか?「映画の好み」という切り口で、「恋愛マッチング」に挑戦。男女10人が各自の好きな恋愛映画を通じてお互いを知り合う。最後にカップル診断を実施!カップルが成立したペアには当映画祭の作品鑑賞チケットをもれなくプレゼント!

『フィーリングカップル5対5』プログラム
定員数:20名(男女各10名)
時間:12:00-13:00/14:30-15:30 各60分(全2回)
場所:クオーツギャラリー11階 http://www.quartz-gallery.com/参加方法:お申し込みいただいた方の中から抽選とさせていただきます。
応募締切日:2016年9月18日(日)
◇『ドキドキする映画鑑賞の法則』–二人乗りシートの心理学– by meeting point
 横並びに観るのが常識の映画を、バイクの二人乗りのように縦並びに座ってみたらどんなふうに観えるのか? そして、密着して座る二人はどんな気持ちになるのかを検証します。
 ゲストスピーカーは精神科医のゆうきゆう先生。難しい心理学をマンガでわかりやすく解説することで有名なゆうき先生が、「映画と原付」をテーマに心理分析をしてくれます。

『ドキドキする映画鑑賞の法則』上映プログラム
上映作品1:『つみきのいえ』
水面が上昇してくる街に一人残り暮らすおじいさん。水に飲み込まれていく部屋から逃れるため、家を上へ上へと増築。かつておばあさんと過ごした家で、おじいさんが想うのは…。2009年米アカデミー賞短編アニメ賞受賞作品。
監督:加藤久仁生(アニメ_12分)

上映作品2:『ストレンジャー・シングス(未知の世界)』シーズン1 
1983年アメリカの小さな町で忽然と消えた少年ウィル。そして、ウィルと入れ替わるように現れた少女「11(イレブン)」の周りでは不可解な現象が次々と起きていく…。Netflixオリジナル作品シーズン1のエピソード1。
監督:ダファー兄弟(米ドラマ_48分) 
出演:ウィノナ・ライダーほか

ゲスト:ゆうきゆう(精神科医・マンガ家)
ゆうメンタルクリニック(http://yucl.net/)代表。メールマガジン「セクシー心理学」の購読者は20万人を超え、先生が執筆するマンガによる心理学解説twitterのフォロワーは約40万人。公式サイト内「マンガでわかる心療内科・精神科」のほか、『月刊ヤングキング』で「大人の1ページ心理学」(マンガ)を連載。その他、「朝日新聞」、「ViVi」、「anan」、「GINGER」など多数のメディアに執筆・寄稿。心理学に関する書籍著作は100冊以上。

定員数:原付に乗車する映画鑑賞席 60名 / 着席観覧席 40名
時間:16:00-18:30/19:00-21:30 各150分(全2回)
場所:クオーツギャラリー10階 http://www.quartz-gallery.com/
原付に乗車する参加者の募集要項:カップル限定(カップルは男女に限るものではありません)

*meeting point
meeting pointとは、川の支流同士が交わる地点の呼び名のひとつ。シブヤガワ映画祭は、既成概念にとらわれることなく「これまでに観たことのない観方」を提案していきますが、その一つとして設置しました。そこは、本映画祭に賛同してくれた映画とはまったく別ジャンルの企業・団体との出会いによって生まれた場所。例えば、「映画×医療」だったり、「映画×家具」だったり、「映画×車」だったり。これまで考えもしなかったジャンルとの組み合わせが、まさに「観たことのない観方」の提案につながると思っています。記念すべき第1回目は「映画 × 原付」。原付の、まったく新しい「在り方」や、「価値」の再発見をしはじめ、そのコンセプトが、本映画祭の掲げる「観たことのない観方」と一致いたしました。

(協賛:株式会社ホンダモーターサイクルジャパン/GENTSUKI CLUB http://www.honda.co.jp/gentsuki-club/next/

■『シブヤ大学 映画祭部』とは
シブヤ大学 映画祭部は、NPO法人「シブヤ大学」のゼミ活動の一つとして2015年3月に活動を開始。「渋谷」と「映画」に愛着がある人びとが集まって、あるようでなかった「渋谷らしい映画祭」を開催するべく活動するゼミ・サークルです。2016年10月の映画祭開催に向けて、映画祭の新しい可能性を模索しています。
シブヤ大学 : http://www.shibuya-univ.net/
シブヤ大学 映画祭部 : http://www.shibuya-univ.net/club/filmfes/
シブヤ大学 映画祭部について:http://www.shibuya-eiga.com/pages/388900/aboutus

■シブヤガワ映画祭ボランティアスタッフ募集中!
シブヤ映画祭部では、いっしょにシブヤガワ映画祭を盛り上げてくれるボランティアスタッフを募集しています。 イベントが好き/映画が好き/映画祭に関わってみたい/新しい交友関係を広げたい 上記のうちひとつでも当てはまる方は、詳細を下記URLよりご確認のうえご応募ください!
「ボランティアスタッフ応募フォーム」 https://goo.gl/forms/sYzII1PRnLqsAHmE3

《お客様からのお問い合わせ窓口》
シブヤガワ映画祭 http://www.shibuya-eiga.com 
問い合わせ窓口  shibuyagawa_ff_info@googlegroups.com

執筆者

Yasuhiro Togawa