感動のヒューマンドラマ『The Final Lesson(英題)』が『92歳のパリジェンヌ』(ギャガ配給)として、2016年10月シネスイッチ銀座他にて全国順次ロードショーとなることが決定しました。

監督は女優としても活躍するパスカル・プザドゥー。主演は近年監督としても名を馳せているフランスの名女優サンドリーヌ・ボネールと、84歳の今も舞台・テレビ・映画で活躍をするマルト・ヴィラロンガ。リオネル・ジョスパン仏元首相の母の人生を、作家である娘ノエル・シャトレが綴った物語を原案とし、自分の美学を貫き、美しく、凛としたまま人生を終える決意をした一人の女性とその家族を描きあげる、感動の物語。

◆92歳の母の強い信念、家族への愛──感動の予告編が解禁!

この度、フランス映画祭2016で最高賞であるエールフランス<観客賞>を受賞し話題沸騰中の「92歳のパリジェンヌ」から、感動の予告編が解禁致しました!

「今まで本当にありがとう。幸せな人生だわ」。
92歳のバースデーパーティの席で、主役のマドレーヌのスピーチは感謝の言葉から始まった。だが、その後に続いた母の突然の宣言「2か月後の10月17日に私は逝きます──」に耳を疑う家族。
予告編では、ポップな音楽に合わせ、母の今までの人生と強い信念、家族への愛、それに対する家族の波乱の日々を描きあげる。そして、母を説得しようと会話を重ねるうちに、娘は次第に母の生き方やその強さに心を動かされていくが──。

予告編::https://www.youtube.com/watch?v=pB-CSpa7JlM

マルト・ヴィラロンガ(母役)コメント

今回、このマドレーヌという役のオファーをもらった時は、とても嬉しかったし、他の人には絶対にとられたくないと思ったわ。
この映画は実話に基づいているのだけれど、実在の彼女は素晴らしい人格の持ち主だし、この作品自身にも私の心に訴えてくるとてもリアルで力強いテーマがあった。
尊厳死というのは難しいテーマだけれど、誰にでも起こりうること。今向き合うべきものなのです。
娘役を演じたサンドリーヌ・ボネールも同じ考えだったので、私たちはすぐに強い絆で結ばれたわ。
ただ、この映画の中では色々な立場や、色々な意見が描かれている。きっとお客様にも多種多様な立場や意見があるでしょう。
私たちが描いたメッセージをきっかけに、皆さんの中でも会話が生まれたらと思っています。
この映画に出演でき、日本で公開されることになり、とても嬉しいです。

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執筆者

Yasuhiro Togawa