ドキュメンタリー映画『ダンスの時間』(野中真理子監督)が9月17日(土)より、シアター・イメージフォーラムを皮切りに全国順次公開いたします。

このたび、本作の<語り>を務めた、人気子役の松本来夢さんのコメント動画を初公開!

●松本来夢さんコメント動画YouTube:  https://youtu.be/dQspHDlgGvE

NHK朝ドラ「まれ」で注目の子役・松本来夢。
ナレーション初体験!「とてもリラックスしてできました」

NHK連続テレビ小説「まれ」で土屋太鳳演じるヒロイン津村希の子供時代を演じて一躍注目を集め、現在13歳になった松本来夢さん。プリンスホテル<夏プリ2016>CMでもお馴染み、そして9月3日(土)から公開(東海地区先行、10/8より全国公開)となる主演映画『クハナ!』も控え、いままさに子役から女優へとシフトチェンジしつつある松本さんより、初・ナレーションを務めたドキュメンタリー映画『ダンスの時間』へのコメント動画が到着した。

松本来夢さんからのコメントは以下の通り。

「こんにちは、松本来夢です。『ダンスの時間』という映画で初めてナレーションを務めさせていただきました。この映画はチンアナゴや、ペンギンさんや、いろんな動物だったり、おばあちゃんだったり、いろんなものが登場して、心おだやかになる映画です。初めてのナレーションだったんですけど、とっても緊張して、噛んじゃったり、早く読み過ぎたりしちゃったんですけど、柔軟体操ダンス・ダンス♪で肩の力を抜いて、深呼吸をして、”来夢さんなりに表現してみてください”ということを野中監督も言ってくださったので、とてもリラックスしてできました。」

なお、実際に映画を見ての感想を聞いてみると、「自分の声として受け止められなくて。とても新鮮で、自分が映像には写っていないけれど、声でとても伝わってきた。またやってみたいなと思います!」とのこと。

松本さんを起用した野中真理子監督は

「ナレーションは12歳くらいの女性と決めていました。誰がいいかなーと考え始めた頃。朝の連続ドラマ「まれ」が始まって、主役・津村希演じる土屋太鳳さんの子ども時代を演じる少女が、ダンサー田中泯さんが塩をまく塩田のまわりを走ったり、海沿いの外浦村を走ったりする。その走る姿がとてもユニークなダンスで、“この人面白い!”と思いました。それでお会いして、初対面でテストの原稿を読んでもらったら、とても透明感のある声で、なんかチョットずれていて、面白いと確信しました」と語る。

『ダンスの時間』は、ダンサーの村田香織の日常生活を追いかけながら、生きものや、認知症のお年寄りとのコミュニケーションを通して、生活のなかにある<関わりあい>を見つめるドキュメンタリー。私たちがもっと心と身体を自由に、のびやかにするにはどうすればいいのか、そんなヒントをくれる映画だ。

監督は、大ロングランヒットを記録した名作ドキュメンタリー映画『こどもの時間』や『トントンギコギコ図工の時間』で、子どもたちの生命力や芸術性を描いて感動を呼んだ野中真理子。音楽はNHK連続テレビ小説「あまちゃん」で知られる大友良英、江藤直子が担当している。

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執筆者

Yasuhiro Togawa