≪自然の恵みに溢れた秩父の魅力と、映画の芸術性・娯楽性との融合・交流(ふれあい)≫=映画を通して風光明媚な秩父地域の魅力を発信し、独自のポジションを確立してきた<ちちぶ映画祭>。そして、今年も西武鉄道株式会社(本社:埼玉県所沢市、社長:若林 久)主催により、第4回を迎える≪ちちぶ映画祭2016≫の開催が、9月18日(日)、19日(月・祝)、西武秩父駅から徒歩3分の秩父市歴史文化伝承館内の2会場にて決定致しました。

夏の終わり/秋の始まり=季節がその姿を変え、観光地としての秩父の魅力がよりVIVIDに映える、9月の三連休中という絶好の時期での開催となる本年度は、昨年掲げたコンセプト≪観光地の王道/映画祭の王道≫を継承しつつ、【映画鑑賞】【秩父グルメ】【秩父観光】の≪ちちぶが誇る魅力的かつ良質な三味≫を絶妙にブレンドし、≪鉄道≫で結ばれた地元と沿線からのお客様と一体になり、映画を中心とした地域と季節に根付いた風物詩=≪祭≫としての祝祭的な空間を目指します。
そして、昨年の舞台挨拶にて感動を呼んだ、生まれ故郷秩父への溢れる愛郷心から≪秩父観光大使≫に任命された落語家・林家たい平さんの≪私が子供の頃、秩父に3館あった映画館、いつしかその全てが無くなってしまいましたが、≪ちちぶ映画祭2015≫によって、映画館とたくさんの人達と映画を一緒に楽しむあの懐かしい雰囲気が、秩父に戻ってきました!≫という熱いエールに応えるべく、今年は昨年以上にバラエティに富んだ、ファミリーからカップル/地元の方々から秩父を訪れる方々まで、あらゆる方々に楽しんで頂ける、魅惑と珠玉の上映作品が揃いました!

メイン会場の2階ホールでは、さくら役の倍賞千恵子さんの舞台挨拶&歌のプレミアLIVEで華やかな幕開け上映を飾る『男はつらいよ 望郷篇』、山田洋次監督/倍賞さんが高倉健さんと共演の『遙かなる山の呼び声』、奥秩父で撮影された入江悠監督の『太陽』、西武線沿線の東村山市が舞台で西武鉄道も登場する、主演:樹木希林さんの待望の舞台挨拶登壇が決定したカンヌ出品作品『あん』、西武線沿線の清瀬市が舞台の是枝裕和監督による『海よりもまだ深く』、そしてクロージング上映作品も秩父が舞台の『心が叫びたがってるんだ。』、の6作品、1階の映画祭コートでは『リトル・フォレスト 夏・秋』、『リトル・フォレスト 冬・春』、『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の3作品、の厳選された全9作品を上映!そして今年も全上映入場無料!さらには、≪ちちぶ映画祭“ご当地グルメの旅”≫と題して、【映画祭開催の2日間、映画とともに秩父地域の凄腕シェフ達による地元グルメを堪能できる、キッチンカー&テントを会場外に設置!】&【今話題の秩父の新たな名スポット=「MAPLEBASE(メープルベース)」(秩父ミューズパーク内)でのレストラン「Salvage」オーナーシェフ坪内氏による非日常的秘密の野外レストラン2日間限定秩父スペシャルグルメ体験!(予約制)】も展開!
≪特別な物語に出会える素敵な2日間≫を、今年もちちぶ映画祭はプレゼント致します!

秩父ゆかりの作品(秩父で撮影/秩父が舞台)が3作品【『太陽』、『心が叫びたがってるんだ。』、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』】、秩父へと繋がる西武線沿線が舞台の作品が2作品【『あん』『海よりもまだ深く』】と、観光地としての魅力のみならず、実は様々な映画人達に愛され/インスピレーションの源になってきた≪映画の聖地=秩父≫を存分にアピールする本年度上映作品プログラム。加えて≪日本映画界のレジェンド=高倉健/渥美清≫両巨星の主演作も上映と、正に
≪映画の神が秩父に舞い降り/映画の神は秩父に宿る≫を体現する、本年度≪ちちぶ映画祭2016≫に括目下さい!!
さらには、開催時期決定と共に、≪観光地の王道にして、映画に神に愛された精霊宿る土地=ちちぶ≫を表現した凝りに凝った本年度のキー・ビジュアル、≪大衆娯楽の頂点としての日本映画のエンタテインメント精神≫を象徴するオープニング上映作品他のスペシャル登壇ゲスト情報も一挙解禁となります!

≪映画の神に愛された秩父≫が生む奇跡=≪大衆娯楽の頂点としての日本映画≫を象徴する、
2大女優が連日登壇!本年度オープニング・セレモニー他スペシャル登壇ゲスト!

●『男はつらいよ 望郷篇』 【9月18日(日)】 (オープニング・セレモニー実施作品)
 没後20周年となる渥美清さんPRESENTS? 
倍賞千恵子さん【出演】
オープニング・セレモニー舞台挨拶&歌のプレミアLIVE決定!

映画祭の幕開けを飾るのは、山田洋次監督/渥美清主演の国民的人気シリーズ第5作目にして、日本映画界が誇る国宝級エンタテインメント作品『男はつらいよ 望郷篇』。言わずもがなのこの作品で、渥美清さん演じるフーテンの寅さんが≪俺がいたんじゃお嫁に行けぬ わかっちゃいるんだ妹よ/いつかおまえの喜ぶような偉い兄貴になりたくて≫と謡い上げた、≪元祖国民的ヒロイン=さくら≫。その、さくら役を演じた≪国民的大女優=倍賞千恵子さん≫が、日本映画界の至宝と共に来場決定!さらには、小六禮威次郎さんのピアノ演奏と共に歌のプレミアLIVEも披露!!今年8月4日で≪没後20年≫を迎えた渥美清さんの魂にも向けて、澄み切った初秋の秩父の空と、極上のハーモニーを奏でる大女優のエバーグリーンな歌声で≪初秋に“さくら”咲き≫、ちちぶ映画祭が幕を開けます!

『男はつらいよ 望郷篇』 
※当日は映画上映後に、
オープニングセレモニー(10分)&倍賞千恵子さんのトーク&歌のプレミアLIVE(40分)を予定
■上映日: 9月18日(日) 11:00 
■登壇ゲスト(予定):倍賞千恵子さん【トーク&歌】/小六禮次郎さん【ピアノ演奏】 
□進行:吉永みち子さん

●『あん』 【9月19日(月・祝)】 
 カンヌ映画祭他人種・言語を超えて世界の魂を揺さぶった入魂の主演作と共に 
樹木希林さん【主演】 スペシャル・ゲスト登壇&舞台挨拶決定!

第68回カンヌ国際映画祭・「ある視点」部門への正式出品とオープニング上映でも話題を呼んだ、『あん』の上映日には、主演:樹木希林さんのスペシャル・ゲスト登壇&舞台挨拶がサプライズ決定! 
『萌の朱雀』でのカメラ・ドール(新人監督賞)史上最年少受賞以来カンヌと縁が深い河瀬直美監督が、今村昌平監督と並び日本人として史上最多7作品目のカンヌ出品となった記念すべき作品であり、主演の樹木希林さんにとっても孫娘の内田伽羅さんとの本格共演や、共に50年以上の役者人生を歩んできた市原悦子さんとの日本を代表する演技派大女優同志の初共演、等、記録にも記憶にも残るTOPIC満載にして、世代を超えて集結した日本映画界最高のスタッフ&キャストが贈る≪人が生きる意味を問いかけ、人種・言語を超えて魂を揺さぶる≫珠玉の名品。カンヌ出品決定の際「『あん』は一人歩きしていく。多くの人に観てもらいたい作品です」と歓喜と共に語った、並々ならぬ想いを込めた主演作と共に佇まいだけでその場の空気を豊かに和ませる≪微笑みの大女優≫樹木希林さんの舞台挨拶で、この秋、秩父は≪日本で一番PEACEFULな空気≫に包まれます!
 
『あん』  (配給:エレファントハウス)  ※当日は映画上映後に、樹木希林さんの舞台挨拶(40分)を予定
■上映日: 9月19日(月・祝) 11:00
■登壇ゲスト(予定):樹木希林さん 

●奥秩父での撮影が生んだ、
SF&青春ドラマ&ラブストーリー&究極の家族の物語でもある未体験ハイブリット映画 

『太陽』  (配給:KADOKAWA)      
■上映日:9月18日(日) 14:30

太陽に愛された者と、太陽を捨てた者。それぞれの未来に、何が見えるのか—。
奥秩父でも撮影された、ハイブリッド映画。
バイオテロにより人口が激減してしまった21世紀初頭の世界。そこはウイルスの抗体と優れた知能を持つノクスと呼ばれる新しい人類に支配されていた。一方、ウイルスの感染を免れた旧人類はキュリオと呼ばれ、ノクスから見下される存在になっていた。キュリオの青年・鉄彦(神木隆之介)はノクスに憧れるが、幼なじみの結(門脇麦)はキュリオの復権を願っていた。
【2016年/日本/上映時間2時間9分】

『遥かなる山の呼び声』 
■上映日: 9月18日(日) 17:50 

警察に追われる男と、牧場を経営する母子の出会いと別れの人情ドラマ
北海道東部の酪農の町・中標津。風見民子(倍賞千恵子)は一人息子の武志(吉岡秀隆)を育てながら亡夫の残した牧場をひとりで切り盛りしていた。そんな民子の家に一人の男(高倉健)がやってきて、働かせてくれと願い出る。民子はためらいながらも、人手不足もあって男を雇うことに…。
『男はつらいよ』シリーズを手がけてきた山田洋次が監督・脚本を担当、『幸福の黄色いハンカチ』の高倉健・倍賞千恵子・武田鉄矢に吉岡秀隆・ハナ肇が加わり、渥美清が友情出演。
(本作はDVD上映になります。)
【1980年/日本/上映時間2時間4分】

『海よりもまだ深く』(配給:ギャガ)
■上映日: 9月19日(月・祝) 14:30

なかなか大人になれない男の姿を描く、清瀬市が舞台のホームドラマ
15年前に1度だけ文学賞を受賞したことのある良多(阿部寛)は、「小説のための取材」と理由を付けて探偵事務所で働いている。良多は離婚した元妻の響子(真木よう子)への思いを捨てきれず、響子に新しく恋人ができたことにぼうぜんとしていた。良多、響子、息子の真悟(吉澤太陽)は、良多の母・淑子(樹木希林)の家に偶然集まったある日、台風の一夜を皆で過ごすことになり…。
【2016年/日本/上映時間1時間57分】

●昨年も作品舞台=聖地秩父での上映で熱狂を生んだ日本アニメーション映画の至宝が、今年の映画祭を締めくくる!

『心が叫びたがってるんだ。』(配給:アニプレックス)   ※当日は映画上映前に、クロージングセレモニー(15分)を予定
■上映日: 9月19日(月・祝) 17:30

秩父を舞台にした青春群像劇!昨年に続き今年も聖地秩父で上映!
幼い頃、ある事をうっかり話したことで、家族がバラバラになってしまった少女・成瀬順。そして突然現れた玉子の妖精に、二度と人を傷つけないよう、おしゃべりを封印されてしまう。その事件がトラウマとなり、隠れるように生きてきた順だが、ある日、通っている高校の「地域ふれあい交流会」の実行委員に任命され、さらにそこで上演されるミュージカルの主役にも選ばれてしまう……。 
【2015年/日本/上映時間1時間59分】

◆「ちちぶ映画祭 2016」 について
【日 程】  2016年 9月18日(日)、19日(月・祝)
【会 場】  秩父市歴史文化伝承館(埼玉県秩父市熊木町8-15) 西武秩父駅より徒歩3分/秩父市役所と同建物
① 2階ホール【メイン会場】 ※大スクリーンと良質な音響空間で鑑賞する上映会場/定員314名
② 1階映画祭コート     ※休憩等自由に過ごしながら映画も観られる入退場自由の上映会場/定員70名
【概 要】  ちちぶゆかりの作品を中心に全9作品を上映/全上映作品入場無料/メイン会場は各回入替制
【主 催】  西武鉄道株式会社
【お問い合わせ先】 
≪〜9/17(土)≫ 050-5541-8600/ハローダイヤル (全日 8:00〜22:00)
≪会期中のみ≫ 0494-22-3513
※上映会場/上映作品によって鑑賞方法が異なる為、詳細は最新情報含め公式サイトにてご確認下さい。
http://www.chichibufilmfestival.com  

執筆者

Yasuhiro Togawa