大ヒット青春小説「ハルチカ」シリーズを、佐藤勝利(Sexy Zone)×橋本環奈W主演のもと実写映画化した映画「ハルチカ」。幼なじみである強気なチカと弱虫ハルタが、吹奏楽を通して気持ちをつなげてゆく純愛ストーリーです。原作は初野晴によるシリーズ累計56万部を超える大人気シリーズで、「箱入り息子の恋」(2013)で繊細かつ温かい人間ドラマが高い評価を得た市井昌秀監督により映画化の運びとなりました。

今作で映画初主演を果たした佐藤勝利は、気が優しくちょっと頼りないけど頭脳明晰にしてホルン奏者というモテ系美男子高校生・ハルタを演じます。そしてヒロイン橋本環奈が演じるのは、ハルタと幼なじみで少し気は強いがまっすぐで明るい、フルート初心者の女子高生・チカ。2人ともホルンとフルートは今回初挑戦でしたが、クランクイン前から約4か月間に及ぶ猛練習を経て、劇中で見事な演奏を披露するまでに上達しました。

この度、そんなフルートを一心に吹く橋本環奈の美しすぎる劇中&メイキングカットが解禁!お披露目されたのは、吸い込まれそうな瞳でこちらを見据えフルートを吹くメイキング写真と、橋本環奈演じるチカが所属する静岡県立清水北高吹奏楽部で懸命に練習をする劇中写真の計3点です。初主演を担った前作「セーラー服と機関銃 –卒業-」でのセーラー服姿から一転、赤いリボンの着いたシャツを身にまとい、吹奏楽部員としてひとかどにフルートを吹く姿がうかがえます。

さらに、清水北高の生徒役キャストも一挙発表!吹奏楽部復活のキーを握る、ある謎を抱えたクラリネット天才奏者・芹澤役に、フジテレビ系月9枠ドラマ『5→9〜私に恋したお坊さん〜』で主演・石原さとみの妹役を演じ話題となった恒松祐里、祖父の死をきっかけに音楽から遠のくことになった檜山役(ティンパニ担当)に、「ソロモンの偽証 前篇・事件/後篇・裁判」や「ちはやふる上の句/下の句」で鮮烈な存在感を示した清水尋也、吹奏楽部部長・片桐役(トランペット担当)に是枝裕和監督「奇跡」、前田弘二監督「セーラー服と機関銃 –卒業-」に続き今作で橋本環奈と3度目の共演となる前田航基、野球部での故障をきっかけに吹奏楽部に入部した宮本役(サックス担当)に、「おおかみこどの雨と雪」、「トイレのピエタ」など多数の映画・ドラマに出演実績のある平岡拓真、チカの誘いをきっかけに吹奏楽部に入部する妙子役(チューバ担当)に、ミュージカル『赤毛のアン』で主演に抜擢された実力派・上白石萌歌、片桐部長の彼女・わかば役(オーボエ担当)には、今回、オーディションで抜擢された期待の若手・二階堂姫瑠が演じます。主演2人と同じく、全員が担当楽器を長期に渡り猛練習してきました。10代の若き新鋭たちが見せるリアルな人間ドラマと清水北高吹奏楽部の演奏に、期待が高まります!

約1か月間の撮影を終え5月にクランクアップを迎えた本作は、ただいまポストプロダクションの真っ最中!
4月−、高校入学式。幼なじみだったハルタとチカの思わぬ再会から、物語は始まります。恋する背中をそっと押す、甘く切ない吹キュン純愛ムービーが、2017年3月4日(土)に満を持して公開となります!

コメント

【佐藤勝利(Sexy Zone)】
Q.ホルン初挑戦について
本作で初めてホルンに触れました。ホルンは世界一難しい金管楽器と聞いていたので、本当に吹けるのかすごく心配でしたが、最初の練習で早速音を出すことができた時はとても嬉しかったのを覚えています。ハルタはもともとホルンがとても得意な役で、そのハルタの音色を出すために頑張って練習しました。とても苦労しましたがやりがいがありましたし、音色も形も美しいのが個人的にとても気に入っています。そして何より、清水北高吹奏楽部として一つの音楽を奏で、一つの映画を作ることができることにとても感動しています。

【橋本環奈】
Q.フルート初挑戦について
吹奏楽もフルートも、本作で初めて経験しました。最初はドレミ・・・から劇中に出てくるオリジナル曲などを練習しましたが、まず音を出すことに苦労しました。私自身負けず嫌いなので、やっているうちに「もっともっと上手くなりたい」という思いが強くなり、とにかく一生懸命練習しました。吹奏楽部の演奏シーンでは、1人1人の練習の積み重ねと努力を皆で共有できたことが感慨深く、素晴らしいひと時を過ごすことができたと思います。この作品のおかげでフルートに出会い、先生のご指導のもと、ますます大好きになり魅了されていきました。これから長く続けていける楽器に出会え、私にとって大きな財産となりました。

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執筆者

Yasuhiro Togawa