『ゴモラ』『リアリティー』で、カンヌ国際映画祭審査員特別グランプリを2度受賞した鬼才監督:マッテオ・ガロ−ネが、世界最初のおとぎ話「ペンタメローネ[五日物語]」を独創的な美的感覚で映像化した『五日物語−3つの王国と3人の女』。

母となることを追い求め、若さと美貌を熱望し、まだ見ぬ世界に憧れる…
17世紀初頭に生み出された世界最初のおとぎ話に描かれたのは、400年の時を経た現代と変わる事のない、残酷なまでの 女の“性(サガ)だった”!

グリム兄弟にも多大な影響を与えた「ペンタメローネ[五日物語]」の物語の数々から、3つのストーリーを1つのテーマのもと結びつけ、独創的な美的感覚で映像化したのは、イタリアの鬼才監督:マッテオ・ガロ−ネ。
元画家の感性を十二分に発揮して、ゴヤの版画集や古典ホラー映画からインスピレーションを得た、壮麗な中に不気味さを漂わせる映像と、皮肉に満ちたストーリーが融合した、どんな映画にも似ていない、唯一無二の大人のファンタジーが誕生しました!

この度、先日のポスタービジュアル解禁後、さらなる写真素材が解禁となりました。
魔法使いのお告げに従い、子宝を求めて海獣の心臓を貪る不妊の女王を演じるサルマ・ハエックのシュールな写真をはじめ、ヴァンサン・カッセル演じる好色な国王、屈強で醜い鬼のもとに嫁ぐことになった王女や、不思議な力で若さと美貌を取り戻して美女になった老婆等、カンヌ映画祭で、その映像美が絶賛された17世紀のバロック様式を再現した絵画的な写真となっています。

本作は11月、TOHOシネマズ六本木他全国ロードショーとなっております。

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執筆者

Yasuhiro Togawa