この度、8月31日(イタリア現地時間)より開催されます第73回ベネチア国際映画祭にて、妻夫木聡、満島ひかり出演、石川慶監督作品『愚行録』(2017年全国公開)が、オリゾンティ・コンペティション部門に正式上映出品をすることが決定致しました!本作がお披露目されるのはこれが初となり、『愚行録』ワールドプレミア上映にもなっております。
監督の石川監督としては、本作が長編のデビュー作にも関わらずカンヌと並び世界三大映画祭であるベネチアでデビューを果たす快挙となります。本映画祭への出品決定を受け、監督・キャストよりコメントも頂戴致しました!さらに、本情報の解禁とともに劇中写真も解禁!!一家惨殺事件の真相を追う週刊誌記者・田中に扮した妻夫木聡。その意味深な目線の先に一体何を見ているのか—。

コメント
■貫井徳郎(原作者)
試写を観たとき、これは世界で勝負できる作品だろうと直感しました。
だから今回のベネチア国際映画祭への出品は、まったく驚きではありませんでした。
世界でどのように評価されるのか、今はただただ楽しみです。

■石川慶(監督)
いろいろな人に支えられながら、必死で撮りあげた『愚行録』が、憧れのベネチア国際映画際に選出され、その舞台で長編監督としてのスタートを切れる自分は、ほんとうに幸せ者だと思うと同時に、背筋が伸びる思いでいます。支えてくれた素晴らしいキャスト、スタッフに感謝しかありません。そして、願わくば皆の思いがベネチアの観客に届きますように。

■加倉井誠人(プロデューサー)
『愚行録』がその質の高さを評価されまして先ずは海外の地で披露される事を光栄に思っております。この冒険心あふれるミステリー作品が新たなる力を蓄えまして、しっかりと日本のお客様にお届けできればと願っております。

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執筆者

Yasuhiro Togawa