この度、タナダユキ監督最新作・上野樹里、リリー・フランキー、藤竜也が出演する映画『お父さんと伊藤さん』のエンディングテーマに、ユニコーンが楽曲提供をすることになり、今回その楽曲である「マイホーム」が使用された、映画の予告編映像を解禁する運びとなりました。楽曲は、8/10に発売される、ユニコーンの約2年5カ月ぶり、13枚目14曲入りとなるフルアルバム、「ゅ 13-14」に収録。家族の物語を象徴する楽曲が、映画のエンディングを軽やかに彩ります。

本作の主演を務めるのは、『陽だまりの彼女』(13)以来、3年ぶりの主演となる上野樹里。本年度OAされたドラマ「家族のカタチ」(16/TBS)では、現代を生きる等身大の女性を演じ話題を呼びました。本作では、自分のペースで、日々の暮らしを大切に生きる主人公の女性・彩を好演。そんな彩の20歳年上の彼氏で、ウイットに富み、飄々と生きる姿が魅力的な・伊藤さん役には、リリー・フランキー。さらに、頑固ながらも愛くるしい一面を持つ“お父さん”に『龍三と七人の子分たち』(15)で絶大な存在感を示した藤竜也。3人の軽快な会話の掛け合いは、くすりとした笑いを含みながらもほろりと涙を誘う展開へ。監督・タナダユキが、キレイごとだけで済まされない家族の問題を、鋭い視点で見つめながらも、優しく温かな視点で描きました。

予告編::https://www.youtube.com/watch?v=_aANCHHZ-Go&feature=youtu.be

■タナダユキ監督からのコメント
これは主人公の彩の顔で終わる映画になるだろうということは最初から思っていて、その時に女の人の声で彩の背中を押すのはちょっと違うかな、今作に関しては、いい感じに嫌な感じになるなと(笑)と感じていました。伊藤さんくらいの世代のアーティストの方の声で、どこか遠くで見守っている感じの曲がいいんじゃないかな、と。ままならない人たちをままならないまま受け止めてくれる、でも優しいだけじゃない目線のある曲だと思います。中学生の頃からユニコーンの大ファンだったので、今でも信じられず、とても幸せです。

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執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa