2014年より大規模改修工事のため全館休館していた東京都写真美術館ホール。
リニューアルオープンを記念して、9月10日より「列聖記念 マザー・テレサ映画祭」を開催いたします。

今年の3月にローマ法王庁より、 ローマ・カトリック教会で最高位の称号「聖人」に認定されたマザー・テレサ。
マザーの命日(9月5日)の前日 、9月4日にバチカンで列聖式(「聖人」認定の儀)が行われます。
マザー・テレサの列聖、そして東京都写真美術館のリニューアル・オープンを記念して開催される本映画祭では、彼女の奇跡ともいえる活動を記録した国内外の珠玉のドキュメンタリー全7本を一挙公開いたします。

公式HP:http://www.motherteresa.co.jp/

■■ 聖人、列聖とは———
生存中、自分の生きかたによってキリストへの信仰を英雄的に証した人に、カトリック教会が与える称号のこと。ローマ教皇庁から聖人として候補にあがった人は、まず調査の段階で、神のしもべ「尊者」と宣言される。その調査に通ると「福者」の称号が与えられ、さらに詳しい調査が行われる。そして聖人にふさわしい人物と承認されると、ローマ教皇が公に聖人の列に加えると宣言し、列聖式が執り行われる。
マザー・テレサは 1997 年の彼女の死後、異例の早さで調査がはじまり、2003 年に教皇ヨハネ・パウロ 2世により列福され、福者となっていた。
そして、2016 年 3 月にバチカン(ローマ法王庁)はマザーを、ローマ・カトリック教会で最高位の崇敬対象となる「聖人」に認定しました。式典(列聖式)は 9 月 4 日、マザーの命日(9 月 5 日)の前日にバチカンで執り行われます。「いつくしみの特別聖年」の年にふさわしい列聖となります。

<列聖記念 マザー・テレサ映画祭>
開催期間: 9月10日(土)〜9月30日(金)
会場:東京都写真美術館ホール
上映作品:
『すばらしいことを神さまのために』(69年|特別上映)、『マザー・テレサとその世界』(79年)、
『マザー・テレサの祈り 生命それは愛』(81年)、『母なることの由来−デジタル復刻版−』(86年)、
『マザー・テレサの遺言』(96年)、『母なるひとの言葉』(04年)、『マザー・テレサと生きる』(09年)

執筆者

Yasuhiro Togawa