数奇な運命を辿る元刑事が因縁の決着をつけるべく再び拳銃を手にした!
運命がすべてを結びつけ、そして、運命がすべてを撃ちぬく!
 元刑事で取り立て屋の杉村は、見知らぬ男たちに襲われて入院する。そこで喫茶店のマスター・柳田と知り合った杉村は、退院後、柳田の喫茶店を訪れるようになった。
そこに現れる過去の因縁を背負った人間たちが、杉村の過去とつながり合っていく。やがてそれは、それぞれの男の意地をかけた熾烈な銃撃戦へと進展していくのだ!
片桐竜次俳優生活45周年記念・初主演の和製フィルムノワール誕生。
「仁義なき戦い」(1973年)で松方弘樹をオモチャ屋で殺したやくざ役で映画ファンを唸らせた
片桐竜次が45年目にして初主演映画に挑む。監督は「さらばあぶない刑事」(脚本)の柏原寛司。長年の片桐さんとの付き合いの中で殺され続けた名優・片桐竜次の絶品のやられの美学にこだわった。

片桐竜次コメント
『柏原監督とは長い付き合いでいろんな事があったが、いい映画のいい場面をきざみながらつなげて、監督との集大成の映画が完成しました。70歳近いじいさんがピストル撃って最後の力を振り絞ってやったアクションを次の世代にも伝えたい。特に、今回は
やられ方の美学を観て欲しいねえ、足を蹴る所も転がる所もしっかりと計算してますよ。
大好きな仏のフィルムノワールに近づいた映画に仕上がった自信はありますよ』

10月29日(土)〜レイトショー 新宿・ケーズシネマにて

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執筆者

Yasuhiro Togawa