『ヒロイン失格』の英勉監督が、主演に土屋太鳳を迎え、人気作家中村航の「トリガール!」を映画化した同名作品が、2017年に全国公開されます。7月16日(土)に都内でクランクインし撮影中の本作ですが、初解禁現場レポートと現場で撮影した集合写真が到着!!

●原作:中村航☓監督:英勉(はなぶさつとむ)☓主演:土屋太鳳!!
 興行収入24億円を越える大ヒットのラブコメ映画『ヒロイン失格』の英勉監督と、『100回泣くこと』の原作者中村航、そして主演は『orange –オレンジ-』の大ヒットも記憶に新しい土屋太鳳を迎えた青春ラブコメ!!

●イメージを覆す新境地、土屋太鳳!!
 “優等生”イメージが強い土屋太鳳が、今回演じるのは「何でも言いたい放題!激しくツッコミする女子大生」というこれまでのイメージを覆す挑戦的な役どころ。土屋太鳳史上最高の毒舌ツッコミキャラという土屋太鳳本人の内面にも、今まで演じてきた役柄にキャラクターとなっている。

●都内で絶賛撮影中! 
 7月16日(土)都内でクランクイン。かなり暑い環境だが順調に撮影は進行中!さらに7月末に行われる「Iwataniスペシャル 鳥人間コンテスト2016」では、開催される会場での撮影を控えています。
 また自転車の回転でプロペラを回す人力飛行機を操縦するため、ロードバイクにも初挑戦!
 ビンディングで足がペダルに固定されている上に、かなりのスピードを出しての走行となる。
 7月20日(水)には、叫びながら長い下り坂を激走するシーンを撮影。下りながらどんどんギアを重くして加速をさせる姿に、撮影スタッフから感嘆の声が漏れていた。
 体育大学を卒業し運動神経の良いことで有名な土屋だが、 新たなスポーツに挑戦する雄姿にもご期待下さい!!

<現場レポート>
●8月17日(日) 撮影二日目
 まずは、人力飛行サークル<T.B.T>のパイロット試験で才能を発揮する鳥山ゆきながエアロバイクを漕ぐシーン。30分間漕ぎ続け、バタバタと倒れていく同級生の男子たちを横目に、イヤホンで音楽を聴きながら鼻歌まで歌ってしまう余裕っぷりを披露するシーン。そんなゆきなの実力に圧倒されるメガネ姿の先輩たちの芝居も非常に特徴的。土屋さんも、彼らのザ・理系メガネ男子っぷりに、つられて思わず笑いがこぼれていた。

 憧れの先輩・高橋圭と大嫌いなヤンキー被れの坂場大志とトレーニングをして、その圧倒的なパワーに挫折するシーン。坂場にライバル意識を燃やしていたが、実力の差を見せつけられた上にニヤリと中指を立てられ、ムギギギー!となる土屋さんの演技がとても印象的。体全体をうねらせ、眉間にしわを寄せながらフツフツと頭に血が上っていく様子を表情の変化で演じた。

 そして、部員が勢揃いした会議の雰囲気に圧倒されている中、憧れの先輩からパイロットに抜擢されるシーン。
 青い<T.B.T>のツナギを着た全員メガネの先輩たちに囲まれ、かなり引き気味のゆきな。しかし、想像以上の大歓迎を受け、まんざらでもない表情。嫌がっていた割には、あっさりと調子に乗ってしまう土屋さんの表情の変化に、監督も笑いっぱなしだった。
 この日は、都内で大学内のシーンの撮影理系のノリにカルチャーショックを受ける“鳥山ゆきな”が徐々に人力飛行のパイロットに決まる流れの撮影となった。理系大学ということで、エキストラほぼ100%がメガネ男子率が非常に高い本作。英勉監督の演出で、表情をどんどん引き出される土屋太鳳。驚き、戸惑い、そして毒舌ツッコミ、挫折。こんなに表情が変わる土屋太鳳は見たことが無い。英監督も、自分のイメージするゆきな像を自ら演じて見せて演出。お互いの顔を見ながら探り探り「こんな感じ?」と確認し合い、常に笑いが絶えない。
最後に行われた、メガネ男子たちとの集合写真。英監督自ら土屋の表情を演出。

そして撮影後、土屋さんがエキストラの皆さんに、大きな声で御礼を伝えながら頭を下げる姿が印象的でした。
真夏の日差のなかで外での撮影シーンがどんどん増えていくハードスケジュールだが、出演者・エキストラ・スタッフがどんどん一丸となっていくのを感じさせられた。 

<大会概要「Iwataniスペシャル  鳥人間コンテスト2016」>
■大会開催日:7月30日(土)31日(日)滋賀県彦根市松原水泳場
■TV放送日時:8月31日(水)夜7時〜(全国ネット)
   

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執筆者

Yasuhiro Togawa