アメリカ、イギリスの両国から愛されて、ミニシアター規模ながらスマッシュヒットを記録、その後もヨーロッパ、アジアと世界中で、涙と喝采の輪を広げ続けている感動作が日本上陸。『奇蹟がくれた数式』は、10/22(土)より角川シネマ有楽町、Bunkamura ル・シネマ、角川シネマ新宿他全国公開されます。
英国人数学者のハーディと、インドの名もなき事務員ラマヌジャン──生まれも境遇も全く違う二人の天才が出会い、世界を変える奇蹟を起こした実話を描く本作の予告編が完成! 劇場上映に先駆けて解禁となります。

https://www.youtube.com/watch?v=e4UQrjlS6w8&feature=youtu.be

ノートにびっしりと書かれた数式について聞かれたラマヌジャン(デヴ・パテル)は「絵のようなものさ」と語り、“直観”で次々に新しい公式が閃く天才肌だ。彼からの手紙に魅せられ才能を見抜いた名門ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジの著名な数学者G・H・ハーディ(ジェレミー・アイアンズ)は、彼を呼び寄せる。ラマヌジャンは数式が書かれたノートを2冊も携えていて、ハーディとその友人であるリトルウッド教授(トビー・ジョーンズ)を驚かせる。圧倒的な権威社会で論理的な“証明”が何よりも重んじられる数学界にその“発見”を認めさせるために、証明の重要さを説くハーディに対して、ラマヌジャンは自分のひらめきを重視しており、ふたりはなかなか分かり合えない。学歴のないラマヌジャンは他の教授達から拒絶され、不当な差別を受けるなど次第に追い込まれ拠りどころを失っていくが、数式が神様からの授かりものだと考え真摯に数学と向き合う彼の想いに触れたハーディは、尊敬と友情の念から友人のために立ちあがることを決意する——

実際に撮影も行われたケンブリッジ大学の荘厳な雰囲気、ラマヌジャンの故郷インドと残してきた妻への想い、彼の数学への純粋な情熱など、ふたりが起こす観る者の心を揺さぶる奇跡へと繋がるエッセンスがたっぷり詰め込まれた映像となっている。映像の最後には、フェイスブック創業者のマーク・ザッカーバーグの、「インターネットがない時代に、ラマヌジャンは、たった一冊のノートで世界を変えたんだ。」という惜しみない賛辞の言葉も添えられている。
また、本作のオリジナルノート付き前売鑑賞券(1,500円)も上映劇場で発売中。原題にちなんでインフィニティの記号も添えられた学習帳スタイルで、ラマヌジャン気分を少しは味わえるかも?

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執筆者

Yasuhiro Togawa