ソン・スンホンの待望のラブコメ最新作となる映画『ミス・ワイフ』が8/13(土)よりシネマート新宿ほか全国順次公開となります。

映画は恋愛も結婚も百害あって一利なしと信じるキャリアウーマンが、一日にして誰かの妻であり母となり、180度逆転した人生を生きることになった物語を軽快なタッチとユーモアで描き出すラブコメディ。主人公のキャリアウーマンの敏腕弁護士ヨヌ役を演じたオム・ジョンファは『TSUNAMI−ツナミ−』『ベストセラー』などで堅実な演技とオンリーワンの存在感を示してきた韓国を代表する女優。2012年に公開された主演映画『ダンシング・クイーン』は韓国で400万人以上を動員した大ヒットを記録。韓国のコメディ・クイーンの名をほしいままにしたかと思えば、映画『悪魔は誰だ』では誘拐事件で子供を失った女性を熱演。

幅広い役柄で実力を発揮する変幻自在の韓国の実力派女優が本作で挑戦したのは、独身敏腕弁護士から一日にして平凡な主婦として生きることになった“ヨヌ”。オム・ジョンファは「母親の役は子供をこらしめる役柄だったので楽しかった」と笑いつつ、「成功という壁に閉じ込められていた女性が家族を通じて予想もしなかった感動を覚え、心の壁を壊して変化していく姿に魅力を感じた」と語っている。実生活では独身のオム・ジョンファだが、「独身の女性が感じることのできない感情を短期間でも経験できる時間であったし、映画の撮影中“ヨヌ”の感情がまるで自分自身の感情であるように感じられ、俳優としていい機会が得られた」と本作への愛着を口にしている。

堅実で家族思いの優しい夫ソンファン役で出演しているソン・スンホンとは本作が初共演だが、「ソン・スンホンは意外な場面でみんなを笑わせた。神の一手のようなキャスティングというか…」と口にし、信頼し合って撮影に挑んだオム・ジョンファとソン・スンホンの息の合った夫婦の演技にも注目してほしい。

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執筆者

Yasuhiro Togawa