長年に渡り世界最高峰の芸術を提供し続けてきたバレエの殿堂“パリ・オペラ座”の芸術監督に、史上最年少で就任した天才振付師バンジャマン・ミルピエ。彼の異端とも言える伝統に対する挑戦と、オペラ座公式プロデュース作品でしか成し得ないバックステージを圧巻の映像美で描き出す珠玉のドキュメンタリー『ミルピエ 〜パリ・オペラ座に挑んだ男〜』が、12月Bunkamuraル・シネマ他にて全国公開の運びとなりました。

名作『ブラック・スワン』の振付師であり、女優ナタリー・ポートマンの夫として知られる稀代のダンサー、バンジャマン・ミルピエ。史上最年少でパリ・オペラ座の芸術監督に大抜擢された彼は、350年以上の歴史と伝統を誇る名門に挑み、次々と革新をもたらしていく——。しかし、ミルピエは就任後わずか1年半ほどでパリ・オペラ座の芸術監督を辞任することに。果たして何があったのか?なぜパリ・オペラ座はミルピエを起用したのか?そして、彼はパリ・オペラ座に何をもたらしたのか?伝統に対する挑戦か異端か、それとも・・・。伝統と革新が激しくぶつかるとき、歴史に新たなページが刻まれる——。

本作にも出演し、ミルピエに見出された次世代のエトワール候補と名高いレオノール・ボラック、ユーゴ・マルシャン、ジェルマン・ルーヴェも参加している「エトワール・ガラ2016」がいよいよ8月3日(水)よりBunkamuraオーチャードホールにて公演がスタート。今回来日する12名は、全員が世界の大舞台で主役を務めることができるトップ・ダンサーたち。パリ・オペラ座の“伝統と今”を堪能できる夢のラインナップとなっている。世界の頂点を極めたダンサーが厳選された至極の名作を踊るゴージャスな舞台。これを見ずしてバレエの美は語れない。究極の美を是非体感してほしい。

映画『ミルピエ 〜パリ・オペラ座に挑んだ男〜』は12月、Bunkamuraル・シネマ他にて公開。
8/6(土)よりBunkamuraル・シネマにて前売券発売! 特典としてポストカード三枚セットが付属!

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執筆者

Yasuhiro Togawa