『舟を編む』で第37回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した渡辺謙作がメガホンを執った、『フレフレ少女』以来8年振りとなる、自身の完全オリジナル脚本による監督作『エミアビのはじまりとはじまり』が9月3日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて公開します。

本日8/2(火)、エミアビを演じた森岡龍さんと前野朋哉さんが、「M-1グランプリ2016」の1回戦に出場し、見事2回戦への切符を手にしました!

************************************

この日、会場の新宿シアターモリエールに集まったコンビは41組。
全国各地から漫才の頂点を狙うべく、プロ・アマ問わず漫才コンビが集結した。
『エミアビのはじまりとはじまり』で2人は初めて漫才コンビを演じた。自分たちの練習を積んだ漫才の実力を試したい、挑戦したいという一心で出場を決意した。
出場エントリーをしてから今日まで約1か月、時間のない中で練習を重ねたエミアビの2人。会場入りの直前まで、近くのカラオケボックスで念入りに練習する力の入れようで挑んだ。
満席の会場に入り、他のコンビがどんどん笑いをとっているのを見て、次第に緊張が隠せず顔がこわばる2人…
ぎりぎりまでネタの確認をする2人のもとにメガホンを執った渡辺謙作監督も応援に駆け付け、激励の言葉をかけた。
そしていよいよ本番。満席の観客を前に、あまりの緊張でネタが飛ぶも何とかアドリブを効かせながら会場を沸かせ、笑いが沸き起こった。
そして、息つく間もなくいよいよ緊張の結果発表…エミアビのエントリーナンバーがなかなか呼ばれず顔が曇る2人。
最後に、エミアビの「187番」が呼ばれると、驚きを隠せず思わず抱き合う2人。
本日参加した41組中エミアビを含め16組が1回戦を突破した。

★森岡龍さんコメント
僕が本番中に頭真っ白になってネタが飛んでしまったのでダメだなー…と思っていたのですが、突破できて本当にうれしいです!
漫才は本当に難しい!と再確認しました。僕は学生時代に同級生とM−1グランプリに出場し
2回戦で敗退してしまったので、次は2回戦も突破したい気持ちです!

★前野朋哉さんコメント
とりあえず突破できて、いまはとにかくホッとしています。お客さんの反応が直に伝わるので、非常にスリリングでした!
2分のネタがものすごく長く、2時間くらいに感じました。点数をつけるのなら今日は50点。次はもっとリラックスしてやれたらいいなと思いました。

最後に、2人は「映画が公開する9月3日は2回戦進出中と胸を張って言えることが本当によかったです!
映画観た方にぜひエミアビのM−1の2回戦も応援いただきたく、まずは9月3日に映画館へぜひ足を運んでいただきたいです!」と想いを熱く語った。

2回戦は10月上旬より始まる予定。2回戦に向け、エミアビの戦いはまだまだ続きます!

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=54519

執筆者

Yasuhiro Togawa