WOWOW開局25周年記念企画として、新たにワーナー・ブラザース・テレビジョン製作の世界的人気ドラマ「コールドケース」の日本版である「連続ドラマW コールドケース 〜真実の扉〜」を放送。本作が連ドラ初主演となる吉田羊とチームとなって未解決事件に挑む豪華キャスト陣の情報をお届けします。
吉田羊演じる神奈川県警・捜査一課の警部・石川百合の同僚、そしてボスを演じるのは、永山絢斗 滝藤賢一 光石研 / 三浦友和 の4名。
映画にドラマ、舞台と様々な分野で活躍する実力派俳優たちが、数々の未解決事件に挑む、個性溢れる魅力的な刑事を熱演。吉田羊自身も、捜査一課の面々を奇跡のチームと絶賛。そんな最高のチームワークを魅せた、各キャスト陣からの最新コメントが寄せられました。

さらに、放送日が10月22日(土)よる10:00に決定し、毎週土曜、全10話という見応え十分のボリュームでお届けする。
各話ごとに紐解かれていく未解決事件の様子を迫力ある映像で捉え、圧巻の仕上がりとなっている予告動画も好評放送中。
また、近日、最高のチームワークを魅せる捜査一課の面々の姿を描いた予告動画を解禁予定!!

永山絢斗 as 高木信次郎
野心家で生意気な31歳の巡査部長。異動直後は未解決事件に携わることにネガティブだったが、百合と共に事件に触れていくうち、考え方を改めるように。
【永山コメント】
最初にオリジナル版を見たとき、日本のドラマにはない発想がたくさん詰まっていて面白いなと感じました。そのドラマが日本という国を舞台にしてどういう作品になるのかがすごく楽しみです。また、このキャストメンバーに入れていただけて、最初から安心感がありました。
5人がそれぞれタイプも違うし、セリフの言い回しも面白いし、全部リアクションしてくれるし、演じてて面白いです。吉田羊さんとは末っ子同士の波長が合っている感じがして、すごく心地よく相棒を演じることが出来ました。

滝藤賢一 as 立川大輔
百合の同僚であり、階級は警部補。真っ直ぐな性格だが、短気な一面も。妻に愛想を尽かされ、現在は別居生活を送っている。
【滝藤コメント】
正直言って、立川を演じることに、最初はものすごく葛藤がありました(笑)。スタッフ、キャスト、脚本、全て素晴らしいのに、立川という男の魅力がよく理解できなかった。でも演じていくうちに、共演者の皆さんが面白可笑しく立川という役をいじってくださって、自分自身も彼に愛着が湧いてきました。愛すべきキャラクターとして皆さんの目に映れば嬉しいです。捜査一課の5人は、芸達者が集まっています。居心地が良過ぎて集中力散漫にならないように、というのが撮影中の課題でした。

光石 研 as 金子 徹
長年の交番勤務経験から、土地勘が武器の警部補。冷静沈着で豊富な捜査経験と知見で事件を分析し、チームの支えに。あだ名は「ねこさん」。
【光石コメント】
犯人を追いかけたり、銃を使ってのドンパチや派手なアクションがあったり……そんないわゆる刑事ドラマではありません(笑)。人の心と心の葛藤や対峙をしっとりと描いています。金子は一人っ子で一時期不良に憧れて道を外しそうになるというバックグラウンドがあるのですが、僕も同じ経験をしているので、そういった思い出が役作りの手掛かりになればと思って演じさせていただきました。ただ、僕は金子の原型ともなるオリジナル版のウィル・ジェフリーズのようなディスコキングではないので、ダンスは勘弁してもらいたいなぁと思っております(笑)。

三浦友和 as 本木秀俊
百合たちのチームを束ねる指揮官で頼れるボス。階級は警視。厳格ではあるが、部下への思いやりを持ち合わせている上司。「課長代
理」という役職柄、百合たちからは「代理」と呼ばれている。
【三浦コメント】
オリジナル版でボスを演じているジョン・スティルマンは僕と同じ歳くらいなのに、本編では10歳くらい上に見えるんですよ。皆さんを一手にまとめている風格が貫禄になっているんでしょうね。そういった面で彼には勝てないと思うので、僕が演じるボスはちょっと違ったキャラクターにしようと思って演じました。オリジナル版がとにかく第7シーズンまで続いて、ものすごく人気のあった素晴らしいドラマです。オリジナル版と日本の融合がうまくいくといいなと思って、皆で努力しながら作っていますのでぜひ期待して、日本版のコールドケースを見てください。

<番組概要>
「コールドケース」は、2003年から2010年まで、全7シーズンにわたってアメリカ合衆国のCBSで放送されていた刑事ドラマシリーズ。未解決の殺人事件(通称「コールドケース」)を解決する捜査チームを描く本作は、事件が起きた当時のヒット曲を劇中で使用する演出手法が視聴者から高い支持を得て、本国アメリカでは全シリーズの平均視聴者数が1000万人を超える大ヒット作となった。本作がアメリカ国外で制作されるのはこれが世界初。オリジナル版ではフィラデルフィアが舞台だったが、本作では舞台を神奈川に移し、主人公の刑事とそのチームのメンバーが、毎話異なる未解決事件の真相をたどり、事件を解決していく。
全10話のメガホンを取るのは、大ヒット「SP」シリーズを手掛けた、ダイナミックさと繊細さを併せ持つ演出に定評のある波多野貴文監督。脚本は、映画『64-ロクヨン-前編/後編』や第61回ベルリン国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞した『ヘヴンズ ストーリー』の監督である瀬々敬久、その他、新進気鋭の映画監督の吉田康弘、さまざまな舞台を手掛け多岐にわたる活躍を見せる演出家・蓬莱竜太、『ハゲタカ』を手掛けた名匠・林宏司が名を連ねる。

<放送情報>
■番組名:WOWOW開局25周年記念 「連続ドラマW コールドケース 〜真実の扉〜」(全10話)
■放送日:2016年10月22日(土)よる10:00【第1話無料放送】
■スタッフ
監督:波多野貴文(「SP」シリーズ、「連続ドラマW 翳りゆく夏」)
脚本:瀬々敬久 (『64-ロクヨン- 前編/後編』)、吉田康弘 (『旅立ちの島唄〜十五の春〜』)、蓬莱竜太 (『ピンクとグレー』)、林宏司 (『ハゲタカ』)
音楽:村松崇継 (『思い出のマーニー』)
撮影監督:山田康介(『シン・ゴジラ』)
出演:吉田羊 永山絢斗 滝藤賢一 光石研 / 三浦友和
特設サイト:http://www.wowow.co.jp/dramaw/coldcase/
<オリジナル版放送情報>
■番組名:「コールドケース 迷宮事件簿 」
■放送日:2016年7月31日(日)WOWOWプライムにて放送(全23話)

執筆者

Yasuhiro Togawa