婚活大国ニッポンにおいて、現在結婚相談所は全国に約4000社、利用者は60万人と言われています。長寿化、核家族化に伴い結婚観は変化し、年金制度改革による熟年離婚件数は急増。65歳以上の1人暮らしは約600万人。65歳以上の男性の5人に1人、女性の2人に1人が独身という昨今、熟年婚活の倍増に目を付けて、金持ち男の後妻に入り財産を奪うのが、<後妻業の女>です。この度、そんな<後妻業の女>をテーマにした、直木賞作家・黒川博行による小説「後妻業」を原作に、ドラマや映画で多くの社会派作品を手がけてきた名匠・鶴橋康夫が監督を務め、『後妻業の女』として映画化いたしました。

大阪各地で撮影され、キャストは全編大阪弁。先日も日本全国どこよりも早く、大阪での完成披露試写会を実施した本作。まさにご当地映画であるこの作品を大阪一丸となって盛り上げるべく、在阪の民放5局【毎日放送(MBS)、朝日放送(ABC)、テレビ大阪(TVO)、関西テレビ(KTV)、読売テレビ(YTV)】による、異例の共同出資が実現しました。さらに本編には各局の若手アナウンサー、MBS・大吉洋平、ABC・斎藤真美、TVO・庄野数馬、KTV・高橋真理恵、YTV・平松翔馬が同じシーンに一堂に会して登場しており、ここでしか見ることができない史上初の共演が実現しています。この共演を軸に、在阪5局によるコラボポスターとして、「後妻業の女」ならぬ「放送業のアナ」ポスターも作成。上記の各アナウンサーが、本編に登場する主要キャラクターのビジュアルを再現しています。

映画の公開を目前にし、この夏、大阪が「後妻業の女」でおおいに盛り上がること間違いありません!

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執筆者

Yasuhiro Togawa