この度「The Lady in the Van」の邦題が『ミス・シェパードをお手本に』に決定し、12月より公開の運びとなりました。劇作家アラン・ベネットの回想録「The Lady in the Van」を原作とした“ほとんど実話”の驚きの物語がついに日本公開です。

風変わりな謎のレディ“ミス・シェパード”を演じるのは、米アカデミー賞、英国アカデミー賞を数多く受賞し、最近ではドラマ「ダウントン・アビー」でも知られる名女優マギー・スミス。舞台版でもミス・シェパードを16年間演じ「マギー・スミス史上もっともマギーらしい当たり役」と称されました。また日本でも黒柳徹子が舞台で演じ、大ヒット・ロングランで人気を博しました。アラン・ベネット役に英国ナショナル・シアターのほかロイヤル・シェイクスピア・カンパニーなど舞台で活躍するアレックス・ジェニングス、監督は映画『英国万歳!』や、舞台演出家として知られるニコラス・ハイトナーと、英国演劇界を牽引するキャスト、スタッフが集結し、大人気の舞台を映画化。撮影は“ロンドンの原宿”と呼ばれるカムデンにあるアラン・ベネットとミス・シェパードが実際に暮らしたグロスター・クレセント通りで行われたのも見どころの一つです。

人間関係のしがらみや物質にとらわれないミス・シェパードの自由な生き方は、私たちの心も豊かにしてくれます。ユーモアたっぷりでちょっぴり切ない、人生の“お手本”がつまった宝物のような感動作!

12月、シネスイッチ銀座ほか全国順次ロードショー!

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執筆者

Yasuhiro Togawa