本作は、“キング・オブ・カントリー”と称されたアメリカのシンガー“ハンク・ウィリアムス”の半生を描いた伝記映画。1947年にメジャーデビューし、それから6年という短い活動時間を経て、人気絶頂のまま29歳という若さでこの世を去った。その後、ハンクが生んだ音楽はエルヴィス・プレスリー、ザ・ビートルズなど偉大なアーティストへ影響を与え、“ルーツ・オブ・ロック”と呼ばれるほど、時代や国境、ジャンルを超えて今なお人々の心に生き続ける伝説的存在となった。

そんなハンクを演じるのは、『マイティー・ソー』『アベンジャーズ』の“ロキ様”でおなじみのトム・ヒドルストン。エンパイア誌、ELLEなど名だたる英国誌が選ぶ“マン・オブ・ザ・イヤー”を受賞してきたヒドルストンは、日本でも映画雑誌SCREENらが選ぶ英国男優総選挙2015で1位を獲得。今年4月に発表されたブリティッシュ・ナショナル・フィルム・アワードでは最優秀男優賞に選ばれ 、現在“最も英国に愛される俳優”と呼ばれている。さらには、世界から愛される歌姫テイラー・スウィフトとの熱愛報道が話題になり、まさに世界が注目するイケメン俳優である。

今回解禁となった予告編では、ハンク・ウィリアムスが、エリザベス・オルセン演じる妻オードリーと幸せな時間を過ごしながらも、自身もシンガーとして成功したいと願う彼女の想いに翻弄される一人の男として苦悩、そして、第二次世界大戦後の暗い時代を生きる人々の悲しみを、自分が背負うことで“希望”を与え続けた伝説のシンガーとしての決意が切なく描かれる。さらに、音楽プロデューサーの指導のもと5週間の猛特訓を経て、劇中のハンクの曲すべてを自ら歌い切ったというヒドルストンの歌唱力の高さ明らかに!自ら栄光をつかみながらも人々に光を射し続けたハンク・ウィリアムスを、ただ演じるだけではなく、魂が宿るかのように歌い切ったヒドルストンの“奇跡の歌声”を、ぜひお聞き逃しなく!

予告編::https://www.youtube.com/watch?v=Vp-8cAk3034

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執筆者

Yasuhiro Togawa