この度、7月2日より絶賛上映中の映画『海すずめ』より、本編映像が、特別映像として解禁となります。

主人公・赤松雀が風光明媚な宇和島の全景を背景に自転車で颯爽と駆け抜けるオープニングシーン。
このシーンに使われている音楽が、観客の間で密かな話題になっています。
和のテイストを組み入れた、ポップで軽快な音楽は、歴史と青春のコラボレーションにふさわしく、観客の耳に残る音楽となりました。
今回、このオープニング曲にのせた本編映像の解禁に伴い、音楽を担当した中橋孝晃氏からのコメントも到着いたしました。
 
【音楽・中橋孝晃 コメント】
オープニング曲:和楽器の尺八と中国楽器の二胡、そしてピアノが奏でるメロディ、軽快で重みのある4つ打ちと和太鼓のリズムのコンビネーション、期待感高まるストリングス・コーラスのハーモニー。自転車の疾走感と歴史的な荘厳さ、そして雄大な宇和島、様々な要素を調整に調整を重ね情緒豊かな作品になるよう作曲しました。

【特別映像】
https://www.youtube.com/watch?v=Ac3ZFnbSA0M

<宇和島伊達400年祭>
宇和島藩の開藩400年を記念して宇和島市で開催されたビッグ・イベント。
2015年3月29日から11月22日まで、8か月間にわたって総勢3千人が参加した大武者行列を皮きりに、郷土の歴史、文化、食に焦点をあてた大小100の記念行事を展開。
本作にも登場するオープニングイベント「秀宗公入部 伊達五十七騎 大武者行列」は、騎馬と鉄砲隊に加え、甲冑以外の武士姿、輿車に乗ったお姫様など400年前を想定した行列。

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=54329

執筆者

Yasuhiro Togawa