この度、孤独なホームレスの静かなる復讐劇『ブルー・リベンジ』(13)にて大きな注目を集めた新進気鋭の映画作家ジェレミー・ソルニエ待望の最新作『GREEN ROOM』が、邦題を『グリーンルーム』とし、2017年2月、新宿シネマカリテほかにて全国順次公開決定、さらに今年で9回目を迎えた「したまちコメディ映画祭in台東」にて開催される【「映画秘宝」presents 映画秘宝まつり】(9/18・日)でジャパンプレミア上映されることが決定致しました!

本作は『スター・トレック』シリーズの航海士チェコフ役で知られ、今年6月、不慮の事故で亡くなったアントン・イェルチンの主演最新作です。享年27歳。あまりにも若すぎる死にJ.J.エイブラムスを始め、数えきれない映画人達が類まれなる彼の才能と優しい人柄を惜しみました。
そんなアントンが演じるのは売れないパンク・バンドのボーカル、パット。ワゴン車のガソリン代にも事欠く極貧ツアー末に、ようやく出演することができたライブ会場はなんと極悪非道なネオナチの根城だった! 運悪く殺人現場を目撃してしまったパットとバンドメンバー達は、全員命を狙われるはめに…。圧倒的に不利な状況の中、グリーンルーム(英語で“楽屋”の意味)に閉じこもったメンバー達は知恵と反骨精神を武器にネオナチ軍団に立ち向かう!
共演に『マイ・ファニー・レディ』で魅力的で天然なコールガール、イジーを演じて注目を集めるイモージェン・プーツ。さらに『新スター・トレック』のピカード艦長や『X-MEN』のプロフェッサーXなど正義のイメージが強い名優パトリック・スチュワートが極悪なネオナチ・リーダーを演じます。

本作はトロント映画祭やオースティン・ファンタスティック映画祭ほか各ファンタ系映画祭で大絶賛の嵐を巻き起こし、全米公開時にもスマッシュヒットを記録、映画評論家の町山智浩さんも「オイラの2016年暫定NO.1」と太鼓判の傑作バイオレンススリラーです! ぜひご注目下さい。

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執筆者

Yasuhiro Togawa