第40回モントリオール世界映画祭(2016年8月25日〜9月5日、カナダ・ケベック州・モントリオールにて開催)Focus On World Cinema部門への正式出品が決定した、映画『太陽の蓋』のスピンオフ2作品がこの度解禁されました。

解禁に併せて劇中にて実名で登場する元内閣総理大臣・菅直人氏からコメントが発表されましたので本ニュースの御紹介を検討いただけますようお願い申し上げます。当作品へ公式に菅氏からコメントが寄せられるのは初めてとなります。

【菅直人コメント】
映画が始まると、福島原発事故当時の緊張感が戻ってきます。事故は急速に拡大。あと少しで250キロ圏から5000万人の避難が必要となる寸前でした。三田村さんが当時の首相だった私の緊張感を見事に演じてくれています。

スピンオフについて
■第1話 報道の行方
2011年8月第2次菅内閣の退陣のニュースを知る、東京中央テレビ報道部・取材ディレクターの尾田(宇井晴雄)。彼は福島第一原発への海水注入を中断するよう指示した人物に取材をしていたのだ。
https://www.youtube.com/watch?v=prEAXIBMmcM

■第2話 僕たちがいた町
2007年3月福島県のとある町で春祭りが開催された。青年団代表に選ばれたのは21才の佐山修一(郭智博)と大久保建斗(関口まなと)。彼らは4月からイチF(福島第一原発)で働くことが決まっていた。町にとってイチFは暮らしを支える大事な収入源だった…。
https://www.youtube.com/watch?v=ZSatxiAEtmM

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=54853

執筆者

Yasuhiro Togawa